キャンプツーリングに行く時には色々なキャンプ道具を、積載量がほぼ皆無なバイクに積載しなければならないので「シートバッグ/サイドバッグ」などのバッグ類は必須です。
食事関係の道具などを用意しないと仮定しても寝床を確保する為には以下の物が必要になります。
- テント
- シュラフ(寝袋)
- コット又はマット
- チェア
- 着替え
超超最低限でもこれだけは必要になりますよね?これだけでも大容量とまではいかないにしろ大きめのバッグが必要になる事は簡単に想像できるでしょう。
しかしそんな装備だけでキャンプツーリングに行こうと思うライダーはそんなにいないでしょう…
何故ならキャンプツーリングの目的は「ツーリングとキャンプを楽しむ」という所にあるからですね!どちらも楽しむ為には大容量シートバッグが欠かせないのです!
キャンプツーリングには大容量シートバッグが欠かせません!だってキャンプ用品って大きいものもあれば、数も多いですからね。
キャンプ場で寝るだけの用意でも大きなバッグが必要なのに、楽しむともなればもっと荷物が増えるので大容量のシートバッグが必要となるわけです!
シートバッグのおすすめ6選はこれら!なんでこれらを選んだかは「シートバッグの容量/積載のしやすさ扱いやすさ」です。
という感じのページとなっています。おすすめにした基準は最後の方に詳しく説明しますよ!
バイクキャンプに必須だ!大容量シートバッグおすすめ6選!横幅把握してる?
このページを読んでいる人のほとんどは”まだキャンプツーリングに行った事が無い”人であり、これから始めたいなと思っているでしょう。
そんな人でも想像したことがありますよね?
キャンプもするなら○○と○○と………を持ってかないといけないかも!
だとしたら結構大きなシートバッグが必要だよねぇ…
この想像は間違いでは無いのです。最低限の「テント/シュラフ/コット/チェア」だけでも大きなものばかりですからね。
と言う事で、キャンプツーリングを考えているライダーさんはこのページを参考にシートバッグを検討してみて下さい!
タナックス:キャンピングシートバッグ2
タナックスは「シートバッグ/サイドバッグ」共に知名度と人気度が高いメーカーであり、このシートバッグは名前の通りキャンプツーリングに向いているシートバッグです。
ライダーの中でもキャンプに定番のバッグとなっており、積載性もあれば使いやすさもかなり良い!大きいバッグには付き物の型崩れも補強フレームによって対策されており、荷物の出し入れも楽々だ!
【知っ得ポイント】
- 最大75Lの大容量バッグ
- ホルダーベルトやホールドコードでテントやマットなど、色々簡単積載
- ワンタッチバックルで着脱が楽で早い
- 両サイドオープンファスナーで積載中でも出し入れが楽
上記のような使い勝手の良さがありますね!
▲最大75Lの大容量さを持っているシートバッグなので、ミニマリストなキャンパーであればこのバッグ1つで全てのキャンプ道具を入れる事が出来そうな容量となっています。
▲大きいばかりだけでは無く、可変なのでいつも最大容量の75Lでは無く、最小容量59Lとの使い分けも出来ます。
ホルダーベルトで円筒の物でもしっかりと固定出来ますし、Dリングでネットが付けやすい!ネットが無くてもバッグ自体にホールドコードも付いているので積載準備は万全だ!
バイクへの着脱は一度セットしてしまえば、あとはワンタッチバックルで楽々に出来る様になるので、キャンプ地への到着~キャンプ地から去る時の準備も楽です。
▲「あ、やべっ…中から取り出したいものあったんだ」とバイクへバッグを積載した後でも簡単にサイドファスナーから簡単に荷物にアクセスする事が出来ますよ!キャンプ地までの道のりでちょっと休憩した時でも欲しいものがすぐに出せますね。
他にも…
- レインカバー付属
- ボトルホルダー付属
- バイクへの積載密着度を高める為にバッグ底面のソフト素材
- ベルトあまり部分を綺麗に纏めておける固定ベルト
などなど色々な便利機能が盛り込まれていますよ!
サイズはH350×W620×D350mmが最小値、H350×W820×D350mmが最大値となっています。
カラーリングは3色あり、完全なブラック以外はアクセントとして色付きラインが入っているような感じであり、それぞれに個性もあるので結構印象が違ってきますね。
タナックス:キャンプテーブルシートバッグ
同じくタナックスの「キャンプテーブルシートバッグ」は何と言ってもシートバッグにテーブルが付いているというユーモアと使い勝手を備えている製品になります!
単純にテーブルが付くだけというグレードアップなので、そこまで革新的だと感じる事が無いかもしれませんが、これはこれでキャンプ好きの心をくすぐるわけなんですね!
【知っ得ポイント】
- ハードタイプのシートバッグにテーブルが付いている
- 既にテーブルがあるので、テーブルを用意する必要が無い
- ショルダーベルト付属でキャンプ地への持ち歩きも楽
上記のようなポイントがありますね!
ハードタイプはシェル構造なだけで見た目がグッとスタイリッシュになる特徴がありますが、それ以外にも”頑丈/荷崩れしにくい”と言う嬉しい特徴があります。
▲45Lと言うと大容量と言うには少し心元ない容量になりますが、それでもたくさんのキャンプ用品を積載する事が出来ます。
基本的には小~中程度の用品をキッチリパズルのようにはめ込んでいくスタイルが向いていると言えるバッグです。シェルタイプは型崩れがしない代わりに硬いですしね!
じゃあテントやコットなどの長尺ものはどうするの?
バッグの内寸自体が530mmと割と長いので長尺ものでもキャンツー用設計の製品なら多くが入ります。それ以外にも…
▲上部固定用に8か所にDリングを装備していますし、銀マットを取り付けているようなホールドベルトが2本付属しているのでバッグ外への取付も十分に出来ます!
容量45Lと聞くとあまり入らなさそうなイメージかと思いますが、拡張性が高いので実際に使ってみるとそうとも思えないのかもしれませんね!
▲タナックスのシェルタイプのサイドバッグとも相性が良いのも、拡張性が高い1つの要因と言えますね!テーブルシートバッグだけでも結構積載できますが、使っていくうちにちょっと足りないかな…?と思った時に相性の良いサイドバッグがあると見た目的にもグッドですね!
他にも…
- テーブル化する時に使う脚は高さ調整が可能
- レインカバー付属
だったりしますし…一気に揃えるのは大変ですが最終目標としてタナックスで揃えた場合は以下のようなスタイルでキャンプを楽しむ事が出来ます!
▲テーブルシートバッグでももちろんテーブル化が出来ますし、サイドバッグにオプションのテーブルを合わせる事でもテーブル化出来たりします!バイクの用品と共にキャンプが楽しめるというのもテンションあがりますね!
タナックス:MFK-222 グランドシートバッグ
このシートバッグは他の大容量バッグとは異色であり、上下が分かれるタイプのシートバッグだ!上が柔軟性のある繊維系の普通のバッグとなっており、下がハードタイプのボックスベースバッグとなっているのだ!
▲このようにして上下に分かれるタイプとなっており、下はハードタイプのケースなのでかなり頑丈な造りになっていますね!下のハードタイプケースは土台としてもバッチリであり、通常セットの上のバッグ以外にも上に積載する事が出来て安定感は抜群だ!
▲ハードタイプのケースは中で荷物が暴れてしまうという不安がありますが、インナーホールドベルトが装備されているのでしっかりと固定が出来ます!ハードタイプなので壊れ物などを入れておいても繊維系のバッグ類よりも安心感は十分にあります。
積載量は画像をご覧の通り大容量となっており、かなり多くの物を積載する事が出来るシートバッグとなっています。ちなみに上部繊維系バッグは40Lであり、下部ハードケースは30Lで合計70Lの大容量さがあるのでこれだけの荷物を積載する事が出来るというわけなのです!
デイトナ ヘンリービギンズ:キャンプシートバッグPRO LLサイズ
デイトナの用品ブランドであるヘンリービギンズにはライダーの為を思ったシートバッグが開発されています。「キャンプシートバッグPRO LL」は容量が大きい上に、様々な嬉しい工夫が満載の嬉しいシートバッグだ!
使い勝手も良く、積載力(量も安定性)もバッチリな是非チェックしておきたいキャンプに使える大容量シートバッグなのです!
【知っ得ポイント】
- 上からも横からも荷物の出し入れが出来る
- バッグのズレを防ぐノンスリップシート装備
- たくさんのパルステープによる拡張性
- 折り畳みが可能、だが型崩れはしにくい
このようなグッドポイントがあるのです!
▲上からも両サイドからも荷物の出し入れが可能となっているので、いついかなる時でもサッと目的の物を見つける事が出来ますね!
キャンプに持っていくシートバッグはとても大きく、横幅が長い…となると左右にバイクの重心が振られやすい。バッグがズレてしまうと尚の事、走行時に不安定になってしまうんですよね…となるとズレない工夫が嬉しいのだ!
▲バッグの底面にズレ防止の「ノンスリップシート」が装備されており、走行時のバッグズレを固定ベルト以外でも発揮します。
基本的に柔らかい底面であるバッグタイプはバッグ中心部をシートに乗せ、左右は重みで重力に向かい垂れる傾向があります。
つまり、中心部にノンスリップシートを配するという小さな工夫ですが、効果はかなり大きいという分けなのです。
それに加えて赤いベルト部分が見えるかと思いますが、このベルトはSSなどのリアシート面積が小さく先が尖っているタイプに有効になります。
▲画像のように赤いベルト部分をSSのリアシート後方に引っ掛ける事によって、ブレーキ時などで前にズレてしまうバッグを止める役割をしてくれます!もちろん、前へのズレ以外にも左右に対するズレに対しても効果があります。
▲上のフタにはかなりたくさんのパルステープが付いており、カナビラなどのフック系用品をたくさんつける事が出来ます。それらの小物以外にもホールド用ベルトやネットなどが取り付けやすいというのも積載拡張性の高さと言えるでしょう!
▲荷物を入れていないスカスカの状態では、画像右のように折りたたむ事が出来ますし、それでいて立体に組み立てた後は型崩れがしにくい構造となっているので、収納時~使用時までの使い勝手も高い!
このようにして「キャンプシートバッグPRO LL」はキャンプツーリングなど、たくさんの積載をするツーリングに向けて作られたバッグと言えるでしょう!
しかし”まだまだ”良いポイントがありますよ?
- 上フタには隠しポケット
- 可変で容量拡張(LLは16cm横幅拡張)
なんて所もあるので使い勝手はかなり良いのです!
「デイトナ ヘンリービギンズ キャンプシートバッグPRO」はサイズがS~LLまで用意されており、キャンプツーリングにはLLがおすすめですね。
Sサイズ | H200×W300~400×D300(mm) |
---|---|
Mサイズ | H230×W500~620×D300(mm) |
Lサイズ | H280×W430~590×D320(mm) |
LLサイズ | H300×W530~690×D320(mm) |
キャンプツーリングにはMサイズ以上が無難でおすすめですね!
ゴールドウィン:ツーリングリアバッグ78
「ゴールドウィン ツーリングリアバッグ78
容量可変式であり、最低48L~最高78Lという大きな容量をもっているのでキャンプ用品がたくさんあっても十分に積み込む事が出来ます!
【知っ得ポイント】
- 可変式の48L~78Lの容量
- 上からも横からも出し入れ可能
- 上位フラップ(上のフタ)は余裕があり、物を挟み込める
- 外側メッシュポケットはサッと出し入れしたいものを入れるのにグッド
- ショルダーベルトでキャンプ地までの移送も楽々
- 上のフタ内側にもメッシュポケット装備
特徴としては上記があります。
可変式の大容量タイプなのはキャンプツーリング向きシートバッグとしては定番という事がここまでの紹介で分かったでしょう!もちろん「ゴールドウィン ツーリングリアバッグ78
▲2パターンの荷物へのアクセス方法「上と両サイド」の開口フタがあるので、バイクに積んだままでも出し入れが楽々!
▲上部フラップ(上のフタ)にはやや余裕が設けられているので、円筒型の用品などを挟み込んで運ぶ事が出来ます。フラップの上にはバンドロープが付いているのでそこにも何かを括りつける事も出来ますね!
▲背面部にはメッシュポケットが装備されており、大きさもそこそこあるので走行中には落ちる心配は無く、ちょっとした停止時やコンビニ休憩なんかにはサッと物を取り出せます。
▲ショルダーベルトが付属なので、キャンプ地についてからテントを張る場所までの移動も楽に運ぶ事が出来ます。
▲バッグ内側の背面にもメッシュポケットが付いているので、外のメッシュポケット同様にすぐに取り出したいものを入れるのに適していますね!
こんな感じでたくさんの使い勝手の良いポイントがあるのですが、多くの大容量シートバッグが20,000円を超える金額で販売されているのにも関わらず、2万円を切る価格での販売という比較的リーズナブルさはかなり嬉しいですね!
プロト イガヤ:キャンプツーリングシートバッグ
イガヤはプロトのバッグブランドであり、「イガヤ キャンプツーリングシートバッグ」はゴールドウィンのバッグと同じくリーズナブルでお財布に優しいバッグとなっています。
容量は50L~64Lの可変式となっており、大きさも十分にあります。安いながらも「頑丈さ/使い勝手の良さ」を持っているので、あまりお金をかけられない人にピッタリと言えるでしょう。
【知っ得ポイント】
- 可変式50L~64Lの大容量
- 三層構造の頑丈な生地
- ショルダーベルト付属
- 工夫されたバックルで付け外しが楽々
- 多数のDリング
- 上と横からの荷物アクセス可能
- 畳んでコンパクト収納可能
こんな感じのバッグになっています。今まで紹介したバッグとかぶる項目なので使い勝手の良さは簡単に予想が出来ますね!
▲可変式であり、横幅が伸びる事であり容量が可変し増えます。
素材…主に外面は防弾チョッキなどにも採用されている強度、防水性共に強力な軍事用に開発されたタフな生地を採用されているのでかなり頑丈なバッグとなっています。(完全防水ではありません)
ショルダーベルト付属が付属しているので、持ち運びが楽に出来る事も多くのキャンプ向きシートバッグと同じです。
▲フラップ(上フタ)には大型バックルが採用されており、グローブ装着時でも開閉が楽に出来ます。更に前後4点のバックルで簡単に車両への着脱が可能となっています。
カラビナやツーリングネットを取り付ける事が出来るDカンは16箇所にも用意されているので拡張性もかなり高い!
▲上フタだけでは無く、横からも荷物にアクセスする事が出来るので両サイドに寄っている荷物でも簡単に出し入れする事が可能となっています。
折りたたんでフラットに出来るので、使わない時には収納にも楽ですね!
他のキャンプ向きシートバッグと同じように、容量は大きく使い勝手もとても良い!なのですが…15,000円を切る価格はまさに破格と言って良いでしょ!
安く良い物を買いたいと思うライダーにはかなりおすすめですね!
以上の6選がキャンプにおすすめの大容量シートバッグです!大きく使い勝手のよいバッグはキャンプツーリングには必須でしょう。
5選の選択基準(おすすめする理由)
キャンプツーリングでのシートバッグ選びに大切なものは以下…
【キャンツーバッグ選びのポイント】
- 横幅の長さ
- 容量の大きさ
- 使い勝手の良さ
- 拡張性の高さ
これらがあるとキャンプツーリングには役に立つでしょう。
特に容量が大きく、横幅が長いというのをメインに探しましょう!何故なら積載に大きく関わってくるからなのです。
- テント
- コット
- チェア
上記のキャンプ用品は、収納時におりたためるようになっているが、小さくなるというよりかは”スリムに(細く)”なるという事なので、結果的に長さがあるのです。
▲キャンプ用品の「テント、コット、チェア」は基本的に収納時には画像のように横長の円筒または四角筒になります。なので横幅が長いんですよね…
特にテントは収納時であっても横幅が結構長い…60cm(600mm)前後の物がほとんどなのです。つまり?キャンプツーリング用のシートバッグの横幅は60cm以上あるのが望ましいという事になりますね!
そして容量の大きさは最低限のキャンプ道具だけを持っていくだけだとしても、キャンプ用品は1つ1つがかさばるものであり、それを積載力ほぼ皆無なバイクに乗せていかなければならないという事なので当然必要になってくるという事ですよね?
▲使い勝手の良さや拡張性に関しては、キャンプツーリングと言うただでさえ疲労が溜まりやすい事をするので出来る限り楽にストレスフリーに走行できるようなバッグの工夫があると良いという事ですね!
防水性能があった方が良い場合もある
キャンプツーリングに使うバッグには防水性能があった方が良い人や場合があります。
【防水性能があった方が良い場合や人】
- バイク用品の汚れが気になる
- ツーリングをしていると何故か雨に降られやすい
- がさつに物を扱う場合がある
なんて場合や人ですね!
防水性能があるバッグの良さは「雨に遭っても荷物が濡れない」という事はもちろんだが、汚れてしまった時に簡単に綺麗に出来るという特徴も持っています。
- がさつに扱って汚れてしまった
- 走行中の跳ね水で汚れて気になる
- キャンプ地で普通に使っていたら汚れてしまった
なんて事はよくあります。
バイク用品を大切に綺麗に使いたい人ほど防水バッグの方を選んだ方が良いと言えるでしょう!防水性能は備えあれば憂いなしとも言えますよ!
まとめ:キャンツー用バッグは「横幅/容量/使い勝手」が大切だ!
キャンプ用品をたくさん積んでツーリングに行くという時点で大容量のバッグが必要なのは誰もが分かっている事ですが、バッグを買う前に荷物を詰めるなんてお試しが出来ないので横幅の必要性を見逃してしまいがち…
テントやコット、チェアなどの使用時に比較的大きなものは収納時は大体長細くなるものばかり…なので横幅の重要性は忘れてはいけない!
なので「容量と横幅」と言うのは絶対に捨ててはならない要素なんですよね
この2つを満たしたうえで、出来る限り疲労とストレスを溜めないように使い勝手や拡張性を有している物を選べると良いですね!ってな感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
【▼質問などはツイッターでも受け付け中ですよ!】
++++このブログはシェアフリーです++++
↓いつも面倒なポチっとにお付き合いありがとうございます。励みにしております!