バイク事故の時に致命傷となり得るダメージを受ける部位がどこか知っていますか?
- 頭部
- 胸
- 脊椎(背中)
- 肘
- 膝
などなどヘルメットと共に体を守る為に各所にプロテクターがあります。
しかし、プロテクター非装着で走行しているライダーも少なくありません。
それに関してあーだこーだー言うつもりはありませんが、自分の身は自分で守る必要がありますのでプロテクターの装着を「はじめてバイク(このブログ)」ではおすすめしていますよ!
で、本題に戻るとバイクでの事故時に致命傷を負って帰らぬ人となってしまう可能性が高い部位の上位が”頭部と胸部”なのです。
プロテクターを付けるのが嫌だと思う人の理由は色々あると思いますが、最低限ヘルメットの他に胸部プロテクターも装着できれば良いですね。
ライダーが事故によって最悪のケースを迎える可能性の高い損傷部位として「頭部と胸部」が上位になっています。
なので最低限でもヘルメットの他に胸部プロテクターは付けておきたいですね!
胸部プロテクターはジャケットに装備されているものがほとんどですが、「バイク用ジャケットを持っていない」「バイク用ジャケットを着たくない」という人は胸部プロテクター単体で付けれるものもあるので検討してみてください。
おすすめはコレらですよ!
ってな感じのページとなっています。
優先すべきは「胸」だ、バイクの胸部プロテクターおすすめ4選!
画像は、警視庁が調べた過去のバイク事故での最悪の結果を招いた損傷部位のグラフとなっています。
頭部は当然のごとく「脳」があるので損傷すると致命的になるのは簡単に想像でき1番多いというのは納得です…次に胸部の割合が大きいですね、胸には心臓があるからでしょうか。
というように重要な内臓がある箇所に大きな損傷を受けると最悪のケースに繋がってしまうという事がデータにも表されています。
それ以外は別にプロテクターをしなくても大丈夫というわけではありませんが、どこにもプロテクターを装備しないのであれば最低限、自分の安全を鑑みてヘルメットの他に胸部プロテクターも装備しておきましょうねって事です!
ジャケットを着れば大体ついているが、ジャケットが嫌なら単体装着出来るもの
バイク用ジャケットを購入すれば大体の製品は「プロテクター付きジャケット」なので、胸部のプロテクターもまかなう事が出来ます。なのでやはりバイク用ジャケットが身体保護として優れているのは当然であり、多くのライダーが着用しているわけなのです!
しかし着用していないライダーも多いわけで…その理由のいくつかが以下。
- ダサい、オシャレじゃない
- 夏場はやっぱり暑いから薄着が良い
- バイク用品自体高いのに、ジャケットにまでお金を出せない
などなど…
理由は人によって色々とあるかと思いますが、筆者はそれを否定もしなければ肯定もしません。実際問題着るか着ないかは本人の自由だからです。ですが、着た方が良いというのもまた事実ですけどね!(自分のためにね)
まぁでもどうしてもバイク用ジャケットが嫌だという人もいるわけで、しかしながら自分の身体を大事にして欲しいと思う筆者は、最低でも単体で着用できる胸部プロテクターをおすすめします!
▲こんな感じのものがあります。ジャケットに付けるタイプでは無く、身体に付けるタイプなのでバイク用ジャケットは必要ありません!上着の下に付ければ見えなくなりますし、身体を守ってくれます。
と言う事でこれのおすすめを紹介します。
単体で付けられるバイク用胸部プロテクター4選!
単体で付ける事が出来る胸部プロテクターはジャケットとセットでは無いので、色々な普段の服に合わせて装備する事が出来るので使いまわし性抜群なので使えなくなるまで使用出来るのでコスパも良いです!
コミネ:CEレベル2 マルチチェストプロテクター SK-809
単体で装着出来る胸部プロテクターとして紹介しますが、この「SK-809」はジャケットにも装着出来る2WAYタイプなので既にジャケットを持っている人にもおすすめ出来るプロテクターです。
CEレベル2取得なのでプロテクション性能もバッチリであり、身体側には立体的な3Dメッシュパッドが採用されているので着用時の快適性もバッチリ!
背中には×の形のパットが付いているので、背中がベルトの細さで痛む事もないので長時間のツーリングでも快適に着用してられます。
装備方法 | ベルトによる装着/ジャケットに装着 |
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素材 | ハード |
安全レベル | CEレベル2 |
5,000円程で購入出来るコスパの良い胸部プロテクターなので、あまりお金をかけたくないという人にもおすすめですね。
RSタイチ:TRV067 TECCELL(テクセル) セパレートチェストプロテクター
RSタイチのチェストプロテクターはセパレートタイプが多いです。出来れば「TRV068のチェストプロテクター」を紹介したかったのですが、有名オンラインショップサイトで見つからない状態なので、買えないものを紹介してもねぇ…
と言う事で別の「TRV067 チェストプロテクター」をおすすめします!
まず最初に残念ながらこのプロテクターは身体に付けるベルトが無い製品なので別売りのベルトも合わせて揃える必要があるという点ではコスパはあまりよくはありません…
しかし揃えてしまえばチェストプロテクターの中でも使い勝手が良い1つの製品です。
プロテクター部がセパレート(分かれる)ので着脱しやすいのです!
筆者のバイク友達も単体で着用できるプロテクターを使用していますが、コミネ製であり着脱が面倒だからかバイクから降りてもあまり脱ぎません。
セパレートタイプでは無いのでTシャツを着脱するように上から着たり脱いだりしなければいけないからでしょうね!
ジャケットは脱ぎますからね!着脱のしやすさはバイクから降りたちょっとした時間の行動が変わってきます。
▲このようにプロテクターが分かれるのでTシャツのように着脱する必要が無く、ジャケットと同じ様に脱げるのは割と楽!
装備方法 | ベルトによる装着/ジャケットに装着 |
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素材 | ハード |
安全レベル | CEレベル2 |
RSタイチのこのプロテクターもコミネ同様2WAY使用可能となっており便利。CEレベル2のハードタイププロテクターなので安全面もバッチリ!
TECCELL(テクセル)とは…水よりも比重の軽いポリプロピレン樹脂を、特殊成形技術によって成型したハニカムコア材です。
簡単に言うと軽くて頑丈なプロテクター素材と言う事!
この製品のみ購入ではジャケットにしか装着出来ませんので、どんな服装をしていても使える状態にしておきたいのであれば、ベルトも一緒に揃えましょう。
▲このベルトも揃える事で、ベルトによるプロテクター装着をする事が出来ます。RSタイチのチェストプロテクターは先に紹介したコミネ製と比べて割高ではありますが、着脱の快適性を得る価値はありますよ!
コミネ:SK-820 ボディプロテクションインナーベスト
先に紹介した2つのベルトタイプと一風変わったデザインですが、インナーベスト型のプロテクターとなっています。この手のインナーベスト型は「胸部と脊椎」にプロテクターが付いている場合が多く、ベルトタイプと同じようにどんな服装にも合わせられるのでおすすめ!
上着の下に着るだけで上半身の前後を守ってくれるので安全性も高く、ベスト型なので腕を阻害することも無く、損傷させたくない胸部が守れるのです。
コミネのお家芸のようにこのプロテクターにも3Dメッシュのクッションパッドを採用しているので着け心地もバッチリ!
装備方法 | 身体に着用 |
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素材 | ハード |
安全レベル | CEレベル2 |
前にファスナーが付いているのでジャケットと同じように着脱出来ますし、包まれるという感覚にも安心感が生まれるでしょう!
プロテクター部にはそれなりに厚みが出るので、上にTシャツを着るのではプロテクターの形が出てしまうので、やはり上に着るのはアウターなどの上着がおすすめですね。
なによりインナーとして着るだけで胸部と脊椎部が守れるものであり、どんな服装にも合わせられる防具でそれが1万円程で購入出来るのはコスパが良いとしか言いようがありませんね!おすすめです。
▼インナーシャツ型のプロテクターいいじゃんと思ったなら!
コミネ:SK-828 エアスルーCEレベル2ボディアーマーフィット
インナーベストタイプでも、ベルトタイプでも無いようなタイプのプロテクターとなっているのが「SK-828 ボディアーマーフィット」です。インナーベストタイプでは無く、どちらかと言えばベルトタイプと同じようなものですが、違うのは脊椎ガードも付いているという点です。
脊椎ガードが付いている | インナーベストタイプと同じ |
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Tシャツ/インナー上に装備 | ベルトタイプと同じ |
というようにインナーベストとベルトタイプの特徴がそれぞれ合わせられたようなプロテクターとなっています。
▲たくさんの通気口が設けられているので夏場などでもしっかりと風を取り込む事が出来ますが、CE規格レベル2の保護性能を持っています。
装備方法 | ベルトで着用 |
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素材 | ハード |
安全レベル | CEレベル2 |
両肩と脇腹に調整ベルトが装備されているのでワンサイズながらも体型に合わせたフィット感の調整が可能となっています!インナーとして着るのは嫌だけど、前後(胸部/脊椎部)は守って欲しい…というライダーにおすすめのプロテクターですね!
おすすめの基準は3つ「プロテクターの保護性能」「使い勝手の良さ」「コスパの高さ」
このページで紹介したプロテクターの基準は実に3つ…
- プロテクターの保護性能の高さ
- 使い勝手の良さ
- コスパの高さ
です。全てを持っている物ばかりでは無く「どれか」または「いくつか」って感じですね!
今ページで紹介しているプロテクターはどれもCE規格レベル2の安全性バッチリの製品になっています。
CE規格とはヨーロッパで設けられている安全基準であり、認証テストでは「寒冷時/雨天時」などの実際の使用状況に近い状態での厳しいテストが行われます。
規格レベルには1と2があり、2の方が厳しい安全基準をクリアしている製品となります。
という事なのでCE規格レベル2認証品のプロテクターは使用環境に似た状況での高い安全性を発揮している安全性の高い認証という事になりますね!
次に使い勝手の良さはRSタイチのベルトタイプや、コミネのフロントジップ装備のプロテクターですね!上から着脱するよりもフロントジップでジャケットのように脱げるのは地味に嬉しくストレスの軽減に役立つのにおすすめです。
コスパの高さとしては言うまでも無く、安く良い製品という点ですね!コミネ製品は全体的にCE規格レベル2の安全性が高く、着心地の良さを追求したプロテクターを1万円前後で購入出来るのでかなりおすすめです!
バイク用ジャケットが嫌だという理由の中には「高い」という理由もあるかと思われるので、それの対応策として高いものを紹介していてはライダー達の為にならない…と言う事でコスパも結構重要だと思いますよね!
まとめ:なんだかんだ言って高コスパのコミネ製品が多くおすすめだ!
この手のチェストプロテクターはコミネが多く出しています。しかもそれぞれ安く品質も安全性も高い!
RSタイチも十分に良いですが、プロテクターとベルトが別売りだったりしてやや高い印象になる…
コミネであれば「ベルトタイプ/インナータイプ/中間タイプ」と色々な製品を展開しており選ぶ余裕も生まれるので検討中のライダーはまずはコミネを覗いてみる事をおすすめしますよ!
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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