最高とも言えるバイク用の夏用ジャケットを見つけたので紹介しよう！KNOXというブランドの「アクションプロ」というジャケットだ。
以前にもKNOX製の夏用バイクジャケットを紹介しましたが、それよりもプロテクターが薄く気軽に着用できるという快適性が売りのジャケットだと言えるでしょう。ちなみに別のページで紹介している「KNOX アーバンプロマーク2」はフィット感があり、安全性が高くかっこいいというジャケットです。（これもまたインナープロテクターとして使える）
どちらも夏用ジャケットとして使えるものであり、インナープロテクターとしても使えるものなので使い勝手は良い製品だと言える！ですが、結論として…このページで紹介する「アクションプロ」の方がどちらかというとジャケットとしての使用が向いている感じでしょうか。
- アクションプロマーク2➡フィット感が強く体にピッチリなのでインナーとして重ね着しやすい
- アクションプロ➡伸縮性があるが、フィット感はほどほどなのでジャケットとしての使い方をしやすい
という感じですね！
しかしながらKNOXというブランドは日本ではなく海外のブランドの物なので日本人サイズよりは大きく作られています。なのでサイズ的に筆者にはフィット感がなかっただけかもしれませんが…いずれにしても伸縮性があるメッシュ生地が採用されいているので夏にピッタリですし、快適性も安全性も高いですね！
KNOXアクションプロは安全性は高いがプロテクターが薄く気にならないし着心地良し！
KNOX「アクションプロ」の一番の売りは薄いが安全性の高いプロテクターを装備しているという点でしょう！なのでバイク用ジャケットというプロテクター装備をしていながらゴワツキ感が無く、比較的快適に装着しながらツーリングをする事が出来るジャケットになっているのだ！
ただし、同じKNOX製夏ジャケットである「アーバンプロマーク2」ではCE規格評価AAを認定されているのに対し、「アクションプロ」はCE規格評価Aとなっているのでアーバンプロマーク2に比べると安全性はやや低い。
KNOXアクションプロは全体的に伸縮性のある生地を採用し、着心地良し・運動性良し
「アクションプロ」はジャケット全体的に伸縮性のある生地を採用しており、8割ほどにピッチリフィット感のあるインナーに採用されているような着用感の良い伸縮性の高い生地を採用しています。それ以外の2割程度に伸縮性のあるメッシュ生地を採用しているので快適性と運動性と共に風の取り込みも十分に出来る！
もっと詳しく説明すると、メッシュ生地は肘裏から脇・わき腹から胴外側まで使用されておりそれ以外は伸縮性のある着心地の良い素材が使われているという生地配置になっています。
腕を伸ばして乗るバイクなので腕が胴に触れていない状態なので、メッシュ生地が採用されている部分からの風取り込み効率が良くなるという計算だろうというのがよく伝わってくる。（実際にそこが一番涼しい！）
アクションプロのプロテクターは薄いがCE規格A評価のマイクロロックコンパクトプロテクター
ﾏｲｸﾛﾛｯｸｺﾝﾊﾟｸﾄﾌﾟﾛﾃｸﾀｰ(ｱｸｼｮﾝﾌﾟﾛ)
ﾏｲｸﾛﾛｯｸﾌﾟﾛﾃｸﾀｰ(ｱｰﾊﾞﾝﾌﾟﾛﾏｰｸ2)
アーバンプロマーク2ではマイクロロックプロテクターという通常時は柔らかく体にフィットする構造だが、衝撃時には固くなるという特徴を持つものが採用されていますが、アクションプロはそのプロテクター特性をそのままに薄くなったマイクロロックコンパクトプロテクターという新しく開発されたものだから薄いながらも高い安全性となっているのだ！
このマイクロロックコンパクトプロテクターが背中・肘・肩に照準装備となっているので安全性は高いジャケットだ！フルプロテクターには胸が足りないが、それは別売りの追加できるプロテクターで対応可能となっているぞ。
ちなみにプロテクターが薄くなっていないアーバンプロマーク2はCE規格AA評価なので安全性はアーバンプロマーク2の方が高くなっています。
アクションプロはジャケットとしての見た目もかっこいい！逆にインナープロテクターとしてはちょっとゴワツクか…
アクションプロはアーバンプロマーク2よりもフィット感が緩めの代わりにジャケットらしさが強いと言えます。前のファスナーを閉じてもややゆとりがあり、前を開いている状態でもさまになるくらいジャケットらしさがあります。
逆に同じKNOX製でもアーバンプロマーク2はフィット感が高くインナープロテクターとしてもかなり向いている代わりに前を開いていると普段着のジャケットのように着こなすのが難しくツーリング時にリラックスしている感から抜け出すのが難しい。
アクションプロとアーバンプロマーク2の着用感の違い
アクションプロ
アーバンプロマーク2
アクションプロはどちらかと言うとジャケットらしさがある余裕を持つ着用感があるので、出来ればインナーにプラスをして夏用ジャケットとして使用するのが使いやすい。
逆にアーバンプロマーク2のメインはジャケットとしてだが、フィット感が抜群なのでインナープロテクターとしても使用しやすいので冬などの安全性確保として普段着のアウターの下に着やすいと言った感じだ。
写真で比べてみるとこんな感じであり、よりフィット感があるように見えるのはアーバンプロマーク2ですよね？
ちなみに筆者の体型（ガタイ）は身長は低いながらも肩幅47cm、胸囲95cmと結構たくましい体つきをしていますが、アクションプロの場合はそれでも余裕があります。
フィット感にちょっと余裕があるから、重ね着の服はオーバーサイズが向いている
アクションプロの重ね着
アーバンプロマーク2の重ね着
フィット感に余裕があるタイプのジャケットなので、インナープロテクターとしても使えますが重ね着する場合は夏のTシャツなら余裕のあるものが必須。冬用のアウターなら自分のサイズに合うものでも大丈夫というくらいですね！
アクションプロの重ね着
アーバンプロマーク2の重ね着
これは同ブランドのKNOX製アーバンプロマーク2でも同じことが言えますが、フィット感にさらに余裕のあるアクションプロはもっと余裕のある重ね着服という点に気を配る必要があります。
夏に定番のTシャツを重ね着する場合は余裕のある物を着てもちょっと体が大きく見えるかもしれませんが、あまり気にならないくらいにはなります。
逆に冬のアウターなどを重ね着した場合は自分のサイズで購入した服でも中にアクションプロを着ているのが分からないくらいになりますね！（Tシャツでほぼ気にならないので当然か）
見た目的にはさほど違いは無いと感じるでしょうが、やはりゴワツキ感はアクションプロの方が強いですね。
アクションプロはサイズ選びが重要！フィット感を求める？ジャケット感を求める？
筆者が今回紹介している写真で着ているのはアクションプロのMサイズです。筆者は身長の割にガタイが良いはずなのですが、それでもフィット感に余裕が出てしまうサイズというのはやはり海外製という点が大きいでしょう。
ただ逆にちょっと大きめのサイズを選ぶことでジャケットらしさを出す事が出来ると言えますね！アクションプロはアーバンプロマーク2ほどではありませんがフィット感があります。なのでジャストサイズを選ぶとジャケットらしい若干の余裕がなくなってしまいますからね。
となっているので、全てにおいて余裕があります。これが画像のような雰囲気を出し、ジャケット感が十分に出ている見た目となっていますね！
逆にＳサイズという筆者の身幅にピッタリのサイズを選ぶと画像のようにピッタリとフィットするのでジャケット感はあるが、ちょっと大きめサイズよりも雰囲気は薄れますね。
スタイリッシュさは残しつつジャケット感を出して着用したいのであればワンサイズ大きいものを選ぶと良く、ジャケット感は少しで出来る限り体にフィットさせたいならピッタリサイズ（特に身幅）を選ぶと良いと言えます。
| Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | XLサイズ | |
|---|---|---|---|---|
| 着丈 | 69cm | 70cm | 73cm | 74cm |
| 身幅 | 45cm | 49cm | 51cm | 54cm |
| 裄丈 | 80cm | 82cm | 83cm | 84cm |
フィット感を優先する場合は身幅を優先してピッタリに寄せるのが良いでしょう。その方がしっかりとフィットしている印象が出しやすいですね！
裄丈は自分サイズよりもアクションプロの方が大きければやや袖が余りますが、手首にフィットする素材なので萌え袖のように余る事は無く、若干なら許容範囲になります。
着丈の場合は余程大きな差が無ければ前傾姿勢を取ったときにインナーやパンツが見えてしまう事を防げるという利点がありますし、何より製品特性として背中の裾は元々長めに作られていたりもします。
夏ジャケットとしては十分だが、アーバンプロマーク2と比べると通気性はやや劣るか…
アクションプロとアーバンプロマーク2とをそれぞれ着用し走行すると分かりやすいのですが、はっきり言ってアーバンプロマーク2と比較すると通気性は劣ると言える。
ですが夏用ジャケットとしては十分な性能だと感じれるのも事実だ！アクションプロにはメッシュ生地を使っている部分は肘裏から脇・わき腹上から下までという仕様なのでその部分の涼しさは十分。これはアーバンプロマーク2と比べると涼しい部位は少ない…ですが、ジャケットのファスナーちょっと下げるだけで胸部にもかなり風を取り込む事が可能となり、更に涼しさを得る事が出来るというわけです。
アクションプロ
アーバンプロマーク2
アクションプロは基本的に脇を中心にメッシュジャケットが伸びています。アーバンプロマーク2の方は胸の細かいメッシュ生地や腕から胸部外らへんまでに粗いメッシュ生地が使われていたりなどと通気性確保に余念がないメッシュの使い方だ！
アクションプロ
アーバンプロマーク2
背中部を見ても、アクションプロは首の下あたりだけにメッシュ生地となっていますが、アーバンプロマーク2の方は背中の大体の部分が粗いメッシュ生地なのでこれらが大きな通気性の差となっているのでしょう。
とはいえアクションプロのメッシュ生地はしっかりと風を通してくれますし、ファスナーを少し開ける事で劇的に胸部への風取り込みの追加ができるようになるので、夏に使用してもしっかりと涼しい事に変わりはない！アーバンプロマーク2はさらに涼しいというだけだ！
KNOXアクションプロは安全性高く、着心地が良い夏用ジャケット！アーバンプロマーク2との使い分けが良さそうだ
結論的にアクションプロは夏用ジャケットとしての使い勝手は十分だ！同ブランドKNOX製アーバンプロマーク2と比べて見ても夏に使うジャケットとして申し分ない。
逆にインナープロテクターとして夏用に使うのにはアーバンプロマーク2の方が向いている！その理由はメッシュ生地が多く使われているので重ね着してもしっかりと風を取り込める。更に言うとフィット感がしっかりと強いので重ね着してもそこまで目立たないという事が言えますね！
そんな感じで使い分けができるのが同じKNOX製の夏ジャケット「アクションプロ」と「アーバンプロマーク2」という感じでしょうか。
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です！
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