TCXというバイクのフットギアブランドを聞いたことがある人はそう多く無いでしょう…でも、このTCXというブランド結構良い靴(シューズやブーツ)を出しているんですよ!
特にカジュアルな服装でバイクに乗るのが好き!という”あなた”!
カジュアルという言葉を見てこのページを覗いてくれたんじゃないんですか?カジュアルなバイクブーツを探しているというならアタリかもしれませんよ!
- バイク用のシューズ/ブーツを探している
- バイクに乗る時もカジュアルなシューズを履いていたい
- 珍しいブランドが好き!
こんな人におすすめです。
TCXはイタリア北部のモンテベルーナで創業したメーカーであり、聞いたことが無い…と言う人も多いでしょう。
しかしこのメーカーは、オフロードやロードレースはもちろんあらゆるジャンルで愛されておりファンも多いという事で品質の高さは多くが知っているというブランドでもあるのです!
「TCX」はカジュアル派も満足のバイクシューズ!おすすめ6選紹介
このページのメインはTCXのブーツ&シューズであり、カジュアルな見た目なので普段履きとしても十分ですし、何よりバイクバイク感のする格好が好きではないライダーにおすすめです。
ですが、デイトナが取り扱いを開始したTCXにはバイク感のあるライディングブーツもあるのでバイク感がある製品好きな人も一見する価値はあるかと思います!
カジュアル感抜群のブーツ&シューズ5選
まずはメインであるカジュアル感のある方からの紹介!
▲これは「VANS」のハイカットスニーカーですが、このスタイリングが好きな人はきっとグッとくるはずですよ!
ストリート3 Waterproof(ウォータープルーフ)
これは素材がヌバック(牛革)が採用されている、革製のカジュアルライディングブーツとなっています。
革製品なので丈夫であり、耐摩耗性も高いのはバイク乗りなら知っている事かと思います。しかしそれ以外にも…
- T-Dry防水
- D30インサート
- 靴紐を収納するゴムバンドシステム
- オーソライトのインソール
革素材以外にも上記のたくさんの快適機能を有しているブーツです!
▲汚れても味が出ますし、ストリートなカジュアル具合もバッチリ!
防水仕様であり、衝撃吸収力の高いD30インサートでくるぶしの補強、靴紐がバイクに引っかからないようにするための収納機能、インソールはスポーツシューズにも採用されている「オーソライト」で通気性が良く、軽く、へたりにくいという特性を持っています。
先に紹介したブラック以外にも「左:ダークグリーン、右:ブラウン」とカラーが3色あり、どれもクールでかっこいい!
アダルト(大人)な雰囲気のカジュアルブーツが欲しいという人におすすめだ。
ストリート3 Air(エアー)
ウォータープルーフの方は革素材を採用されていましたが、エアーの方はそうでは無くカジュアル感がより強いものとなっています。
TCXの中でも高いカジュアル感のバイク用スニーカー「ストリート3エアー」は…
- 普段履きでもスニーカーを何足も持っているくらいスニーカー好き
- ビシッとキメるよりはラフな感じの格好をしていたい
- 普段履きでもヘビロテ出来るオシャレさは欲しい
こんな人にはエアーがおすすめ!
ウォータープルーフの方も普段履きでヘビロテ出来ますが、こちらの方がより気軽にカジュアルな気持ちで履く事が出来ると思いませんか?そういう事です!
- 3Dメッシュライナーによる通気性
- D30インサート
- 靴紐を収納するゴムバンドシステム
- オーソライトのインソール
- スエードレザートリムによる強化通気性テキスタイルアッパー
スタイリングは同じですが、ウォータープルーフと違う部分は「通気性」でしょう。
防水を施す場合は少なからず通気性を犠牲にしなければならず、エアーは防水仕様でない代わりに通気性が良いメッシュライナーを採用しています。
メッシュライナーは柔らかい素材ですが、形を崩さない為にスエードレザートリムと言って革素材で縁取りをされているので、端から崩れていく事なく長く愛用出来るでしょう!その他の機能面は同じですね。
▲別カラーとして「ブラック」もあり、先に見せたカラーは「グレー」です。
より気軽なカジュアルさを求めるならストリート3 Airの方が良いでしょうね!
IKASU Waterproof(ウォータープルーフ)/Air(エアー)
IKASUというシューズにもそれぞれ防水仕様と、高通気性仕様の2パターンがあります。TCXのカジュアルシューズラインナップの中ではちょっと変わった見た目をしているのが特徴ですね。
「IKASU=イカす」って読むのかな…これはわかんないや。
▲こちらが「IKASU Waterproof」の方で防水仕様となっています。
▲こちらが「IKASU Air」の方で防水無しの通気性が良い方になります。
どちらも足の甲から上の方に登って行く靴紐はダミー(いわゆるデザイン)であり、足の甲中心のセンタージッパーが脱ぎ履きする際に触る部分になります。
【ウォータープルーフの仕様】
- D30インサートによるくるぶし保護
- T-Dry防水透湿メンブレン
- オーソライトインソール
【エアーの仕様】
- D30インサートによるくるぶし保護
- 通気性メッシュ裏地
- オーソライトインソール
というそれぞれの仕様となっており、先に紹介した2選「ストリート3ウォータープルーフ/エアー」のそれぞれの仕様違いと同じだと思えばOKです。
ちょっと変わった見た目(デザイン)のシューズが良いな…と言う人におすすめの1足ですね!
ストリート系カジュアルの靴として「ストリート3/IKASU」シリーズが用意されており、それぞれに”防水仕様/高通気性仕様”の違いがあるという事ですね!
ダートウッド GORE-TEX(ゴアテックス)
ダートウッドGORE-TEXは文字通り「ゴアテックス素材」を採用しているブーツとなります。
ゴアテックスとは…防水透湿という特徴を持つ素材の事であり、外部からの雨などは中に通さず、内側の湿気を逃がしてくれる性質を持つ素材です。
長靴などのゴム製品では、湿気を外に逃がせないのでムレてしまうが、ゴアテックスは湿気を逃がせるので長く履いていられるという事ですね!
ゴアテックスはアウトドア用品にもよく採用されており「防水/透湿/防風」の3拍子が揃っているので寒い時期や、雪の中でのアウトドアなどに重宝されていますね!
バイクももちろんアウトドアなので、採用されている物は多い素材と言う事になります。
というようにこのブーツは防水防風だが、しっかりと中の湿気を逃がして快適な足元を手助けしてくれると言うものになります!外観は革なのでムレの不安が出てきますが、ゴアテックスがそれを解消してくれることでしょう!
- ゴアテックス
- D30インサートでくるぶし保護
- 革靴でも脱ぎ履きが楽なサイドジッパー
- オーソライトインソール
- 靴紐固定バンド
がこのブーツの仕様となっています。
なにより見た目がかっこいいブーツなのでキメたい時などの1足に持っておきたい。
ダートウッド Waterproof(ウォータープルーフ)
ダートウッドウォータープルーフは正直言ってゴアテックスと分ける必要があるのか…と思いましたが別仕様として販売されています。
ゴアテックス仕様も同じく防水仕様なのですが、コチラのウォータープルーフの方がやや安くなっていますね。
- T-Dry防水透湿
- D30インサートでくるぶし保護
- 革靴でも脱ぎ履きが楽なサイドジッパー
- オーソライトインソール
- 靴紐固定バンド
ほとんどの仕様は同じですが、防水が「T-Dry」となっています。
現在ではゴアテックスの物が多く出てきており、アウトドアジャンルに採用されているくらい革命的な素材だったのに対し、T-Dryも同じく防水透湿ですがやや劣ると考えれば理解しやすいかと思います。
ダートウッドウォータープルーフは、ダートウッドゴアテックスの下位互換的な立ち位置なのでしょうね。
ただこちらのダートウッドウォータープルーフは、ソールの色がアッパー部と違っているので色合いのオシャレ感はこちらに軍配があがりますね!黒とソールのブラウンがアダルティで良い感じですし…
アッパー部がブラウンの方も良い味が出ています。
と言う事でここまでの5選がカジュアルブーツ&シューズでした!ここからはタイトルとは違いますが、番外編と言う形でスポーティなライディングブーツを紹介します。
スポーティなライディングブーツ
ここで紹介するTCXのスポーティなライディングブーツは1つだけです!「ラッシュ2」です。ラッシュ2はバイクのブーツらしいスポーティな見た目をしているハイカットブーツとなっており…
▲エルフの定番人気ブーツ「シンテーゼ」のようなバイク感のあるブーツが好きな人にはおすすめです!
シンテーゼはミドルカット(くるぶしくらいまで隠れるもの)
ラッシュ2はハイカットだからもっと高さがあるブーツになるね!
ラッシュ2 Waterproof(ウォータープルーフ)
ラッシュ2はウォータープルーフ仕様しかありません。
バイク感のあるライディングブーツではよくある全体的に滑らかなフォルムをしており、妙に未来的な印象を受けるのはこの「ラッシュ2 ウォータープルーフ」も同じですね!
足の甲部分は紐を採用しており、足首を締めるのにはベルト式が採用されています。
エルフのシンテーゼのように足の甲部もベルト式だと、フィット感が抜群ですが動きの余白が無いので個人差はありますが長時間履き続けると足が痛く感じたりしますし、紐の用に線が這っている状態であれば、ベルトのような面で押さえられている状態よりも蒸れにくいです。
ミドルカットよりも高いハイカットを採用しているラッシュ2なので
ペダル関係の操作がしにくそう…
足首をしっかりホールド&保護出来るのはとてもありがたいけど…可動域がね。
なんて思ったりもするかと思いますが大丈夫です!
▲アキレス腱側の壁をえぐってあるので、足首を伸ばす際の可動域を邪魔しないようになっています。
ハイカット以上のブーツと言うのは、つま先を上にあげる動作はそこまで動かしづらさを感じにくいですが、つま先を伸ばす動作は動かしづらさを感じやすいもの。
この「アキレス腱側のえぐり」と言うのはライディングブーツ定番の工夫となっていますが、ラッシュ2にもその定番が採用されているので足首を動かす支障は無いですよ!
- マイクロファイバー(合皮)パンチング加工アッパー
- かかと部にリフレクター装備
- ラバーのトゥースライダー
- 通気性メッシュ裏地
- オーソライトインソール
などの快適設計がされており、TCXのカジュアルな製品群と比べるとトゥースライダーなどの仕様はライディング寄り設計となっていますね!
「ラッシュ2ウォータープルーフ」最初に載せた画像は、ガンメタルカラーとなっており、他にも2色カラーラインナップがあります。
▲「左:ブラック、右:グレー」です。
それぞれに差し色として赤や黄色などを採用しているのでワンポイントながらも印象が違ってくるので、少ないながらも好きな色を選べます。
カジュアル5選、スポーティなバイク感1選の計6選の紹介でした!どうですか?筆者はカジュアルな服装でバイクに乗るのが好きなのでカジュアル寄りが結構グッと来ています。強いていうならダートウッドシリーズが好きですね!
”あなた”は何か気になるのありましたか?
まとめ:TCXのバイクブーツ&シューズはカジュアルもスポーティもオシャレに快適!
ここまで見てもらって印象的だったのって「それぞれのシリーズに防水仕様が用意されている」なんて事だったりしますよね?(他の意見もあると思うけど…)
防水ももちろん突発的な悪天候に遭ったときなんかに役立つものです。
しかし、今回紹介したTCXの靴はそれだけでは無くオーソライトインソールなど、歩く時などの快適性も考えられていたり、しっかりと紹介はしませんでしたが「くるぶし/つま先/かかと」などに補強材が入っていたりと安全面にもしっかりとフォーカスしています。
ライダー側からすると、見た目や快適性を優先しがちですが…それらを優先して選んだ先にしっかりと安全面も整っているというのがTCXの靴というわけなんですね 抜かりないアイテムです!
あまり聞きなれないメーカーですが、見た目が気に入れば即買いして良いレベルかと思いますよ!
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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