バイクのインカム欲しいと思っていませんか?でもインカムって色々あるし、どれを買ったら良いか分からないなんて思っていませんか?
そんな人の為にこのページでは「安いインカム/高機能インカム」という括りで、どっちがどのような人に合うのか?と言うのを解説しますね!
【このページで分かる事】
- インカムで出来る事
- インカムの種類
- 安いインカムがおすすめな人
- 高機能インカムがおすすめな人
- インカム選びで一番大切な事
こんな内容で解説していくので、インカム選びの参考になるはずです!特にインカムを全く使ったことが無いという初心者さんにおすすめです。
インカム初心者さん重視の解説の為、インカムとは…から始めるので必要ない人は目次タップ(クリック)でジャンプして下さいね!
バイクのインカム!選び方、安くて良い?高機能が良い?解説します
インカムとは安いものや高機能で高価なものまで色々ありますが、共通して言える事はツーリングを快適に楽しくしてくれて、充実したものにしてくれるアイテムです。
このページに来た人は何かしらの理由があってインカムを探そうと思った人かと思います。インカムを使う事はかなりおすすめですが、選び方を間違えると別のものを再び買うハメになるので気を付けた方が良いのです…
▲筆者は最初に購入したインカムは十分に使えて買って良かった!と思える製品でしたが、結果的に失敗…もう1つ別のを買う事になりました。
インカム選びに失敗しない為に、ここで選び方を知って失敗しないようにしましょうね!
インカムって何?具体的に出来る事
インカムは便利と言う事は持っていない人でも聞いたことがある事かと思います。ですが、具体的に何が出来るようになるか知っていますか?
- インカム同士で通話が出来る
- スマホと繋げられる(音楽再生、ナビ音声、通話が出来る)
- ラジオが聴ける
こんなことが出来ます。
そんだけ?意外に出来る事ってすくないんだね。
って思いましたよね!でも大体こんなんです。少ないですがこれらが出来るようになるだけで大きく快適さが変わると言っても過言では無いです!
そんなに大きく変わるからきっとみんなが使っているんだね!
インカムの種類
インカムの種類で覚えておくべき事は主に2つ「安いインカム」か、「高機能インカム」かという事です。
安いインカムではインカムを持っている人でも聞いたことが無いブランド(メーカー)が比較的多かったりします。高機能インカムは聞いたことがあるブランド(メーカー)があり、聞いたことが無いブランドもあります。
金額・ブランド・認知度などなど…安いインカム/高機能インカムで様々な違いはありますが、どちらも基本的に出来る事は同じです。
じゃあどこが違って、安いと高機能とで分かれるの?
【安いインカム/高機能インカムでの違い】
- 同時通信可能人数
- 最大通信可能距離
- 最大連続使用可能時間
- Bluetoothのチップ数
▲これらが違ってきます。音質などももちろん変わってきますが、その点は高機能インカムでも大きく差が出る場合があるので割愛します。
安いインカム | 高機能インカム | |
最大通話可能人数 | 2~4人 | 4~16人 |
最大通話可能距離 | 200m~800m | 1km~1.6km |
最大連続使用時間 | 8~16時間 | 10~16時間 |
Bluetoothチップ数 | 1 | 1~2 |
大体の違いとしては上記の数字となります。ざっくり数値ですが、安いものと大きなものでは大きな違いと思ってもらってOKです。
最大通話可能人数
最大通話可能人数は、基本的に同じインカムを使用した状態の事です。
同じインカム同士で繋ぐ場合、何人(何基のインカム)と同時に繋ぐ事が出来るのか?これはつまり何人と会話しながらツーリングが出来るか?と言う事にもなります。
最大通話可能距離
最大通話可能距離とは…インカム同士が通話出来る最大距離になります。
しかし、この数値で気を付けたいのが最大なだけであり、この距離まで快適に通話が出来るというわけでは無いという事です!
インカムはいわゆる無線通話でありBluetoothによる通信となっているので、スマホの通話のようにどれだけ離れていてもクリアな音声を提供し続けるのは難しいのです。
なので大きく見積もって「快適に通話できる距離=最大通話可能距離/2」という感じで思っておいた方が良く、最大距離が1kmだとしたら500mまでは快適に通話が出来ると思っておくとギャップが少なくて済みます。
トラックなど様々な遮蔽物がある交通環境、山などの自然環境にも影響されるけれど通信可能距離は長いほど、環境の影響を受けづらいってイメージかな!
最大連続使用可能時間
文字通り、連続で使用出来るバッテリー容量です。
長距離ツーリングや時間をかけてバイクに乗る場合は長い時間が欲しくなりますが、インカムの中で比較して短い数値を持っているものでも割とツーリング終わりまで持ったりします。
大は小を兼ねるではありませんが、長ければ長いほどツーリング中にインカムの電源が切れてしまうという不安が少ないのはいうまでもありませんね!
Bluetoothチップ数
「インカムtoインカム」や「インカムtoスマホ」という接続ではBluetoothのチップを使用して行われます。
これが1つだと、1種類の物と接続が出来ます。2つだと、2種類の物と接続が出来ます。
- チップが1つ:スマホ/他の人のインカムのどちらかのみ
- チップが2つ:スマホと他の人のインカムどちらともつなげる
チップが2つあればナビ音声を聴きながら、ツーリング仲間と会話が出来ます。逆にチップが1つだと会話をしたい場合はナビ音声を聴く事が出来ないという感じです。
大きく違いが出るのは上記の4項目となります。ここまでの説明で”あなた(自分)”は安いインカムと高機能インカムのどちらが向いているかがイメージ出来ている人もいるでしょうね!
でも、イメージ出来ていない人のためにそれぞれにおすすめの人はどんな人かを解説します。
安いインカムがおすすめな人
安いインカムがおすすめな人は以下でしょう…
【安いインカムがおすすめなのはこんな人】
- とにかくインカム購入の費用を抑えたい
- 会話をする時は会話のみ、スマホの音を聴く時はスマホのみで十分
- インカムの最低限の機能があれば十分
こんな人が安いインカムがあれば良いでしょう。
安いインカムでも基本的に「インカム同士の通話」「スマホとの通話」という機能を持っています。つまりインカムを使うという目的の面はきっとクリアになりますよね?
そして、スマホナビを使用していても音声も聞くが画面もチラッと確認するという人であれば特に音声を拾う必要は無く、インカムの会話を優先しても大きく不便にはならないかと思いますよ!
でもさ、安いインカムは結構通信距離短かったよね?それは無視して良いの?
確かに通信可能距離は高機能インカムより劣るモデルが多いです。
安さを取るがために通信可能距離を犠牲にしなければならないという事は事実。ですが、タンデムツアラー用に開発された極度に距離が短いインカム以外であれば普通に使用する分にはそこまで大きな障害にならないと言えるかと思いますよ!
信号待ちで分断されたりした場合には通信が途切れますが、その場合は先頭グループなどが近場で待機などとルールを決めておけば問題なしですね!
自分は安いインカムで十分かな!と思う人は安いインカムからの選択でOKかと思います。安いインカム探しは下記のリンクページを参考にしてみてください。
高機能インカムがおすすめな人
高機能インカムがおすすめな人は以下でしょう…
【高機能インカムがおすすめなのはこんな人】
- 複数ツーリング時に峠などをよく走る
- 通話をしていてもナビ音声や音楽を聴きたい
こんな人は高機能インカムがあると良いでしょう!
峠などを走行する場合は、ワインディングが多く見晴らしの悪い道が多いので街中での走行時よりも仲間同士で距離を多くとります。そのため通信距離が長い高機能インカムがおすすめ!
そしてツーリング時には先頭を務める事が多かったり、会話+音楽/ナビを使いたい人はBluetoothのチップが2つ搭載されている高機能インカムがおすすめですね!
基本的に高機能インカムは「通信人数、通信距離、使用時間、Bluetoothのチップ数」全てにおいて十分な機能を有しているものがほとんどです。
その為、安い物を買ったが為に後悔するのは嫌だ…と言う人は最初から高機能インカムを選ぶと良いでしょう!
自分には高機能インカムが必要だな!と思う人は下記リンクページを参考にしてみて下さい!
筆者的に選んで間違い無いインカムは「B+COM(ビーコム)SB6X」です。
SB6Xよりやや安い「B+COM ONE」というモデルもありますが、コチラはBluetoothのチップが1つとなっているので、全て揃っているインカムのおすすめと言う事でSB6Xを推しますよ!(筆者はチップが1つで良いのでONEを使用しています。)
インカム選びで一番大切な事
このページのメインコンテンツの最後になりますが、インカム選びで一番大切な事を解説します。
一番大切な事は「ツーリング仲間とインカムを合わせる」と言う事です!
インカムを合わせるというのは、インカムの機種を合わせるという事です。何故合わせる必要があるのか?と言うとそれが一番快適に使う事が出来る環境だからです。最低でも同じメーカーで合わせる事を覚えておきましょう!
インカムには「ユニバーサルインターコム」という、違うメーカー同士のインカムを繋げる機能がありますが、これには2つのデメリット(悪い所)があります。
- ユニバーサルインターコム接続の場合、接続可能人数が減る場合がある
- ユニバーサルインターコム接続の操作が分かり辛い、最悪分からずに出来ない
こんなことが挙げられます。
一応他メーカー同士での通信をする機能が搭載されているモデルが多いですが、それぞれの操作がまずわかりにくい!結果出来ないなんて事もザラにある!そして最悪の場合ツーリング出発にかなりの時間がかかる…
なんて事になりますので、ツーリングに行く仲間が決まっている/パターン化しているのであれば皆で相談して合わせるのがおすすめです!
安いインカム同士だったとしても合わせて使用する事で、最大のポテンシャルを発揮できるので快適さが保証されます。逆に高機能インカムだとしても他メーカー同士だと最初の繋ぐ時にコケる場合なんて事があるんですよね…
こうなった時はスマホとインカムを接続して、そこからLINE通話なんて方法を取る必要が出てくるね!
LINE通話だと通信が途切れやすい上に、音質も微妙だからやっぱりインカム同士の通話が良いんだよね…
接続が出来ない場合でもLINE通話を介してなどの利用で会話をする事が出来ますが、はっきり言って快適な会話とは言えません…筆者もやった事はありますが、通信障害などが多かったですね。
インカム選びまとめ
インカム選びで一番大切な事は「一緒に走る人と出来るだけ合わせる」というのが一番です。それがツーリングで快適にインカムを使う一番の近道です。
それを踏まえながら、自分(又は自分たち)には安いインカムで良いのか?高機能インカムが良いのか?と言うのを考えて選ぶのが良いですよ!
筆者みたいに無駄な出費をしないように慎重に選んでくださいね!
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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