バイクのタイヤの空気圧は峠やサーキットなどのワインディングを楽しむライダーにとってはとても大切な事ですよね?
でもサーキットに行くような人はその辺しっかりとチェックしてから向かうよね?
サーキットに行くような人…ならね!それ以外はどうだと思う?
空気圧はバイクにとってはとても大切な要素であるという事はよく言われていますが、ツーリング前にしっかりとチェック、管理が出来ている人はどれだけいるでしょう。
全員が出来ていると言う人はまずいないでしょう…半々くらいが筆者の予想です。
でもこのページに来た人って…
- タイヤ空気圧センサーって何!?
- FOBOBIKE2ってそんなに使えるの?
- 良い空気圧センサーあるの?どれどれ?
こんな感じで、空気圧センサーに関心のある人ですよね!そんな人にこのページでおすすめする「FOBOBIKE2」はとてもおすすめ製品だと思いますよ?
結論としてFOBOBIKE2はどんな製品であり何が出来るのか?について先に紹介しておきます。
- 自分のバイクのタイヤ空気圧情報を登録し、それを基に監視する
- アラームが鳴る設定が出来る
- スマホでタイヤの空気圧を見る事が出来る
- スマホ画面では空気圧以外の情報も得る事が出来る
上記の事が出来る製品となっており、わざわざガソリンスタンドまでチェックに乗って行く必要が無いという事です。
なのでいちいち持っていくのが面倒だというズボラライダーに特におすすめとも言えるでしょうね!
FOBOBIKE2届いた!
クラファン支援して待ちに待ってた!
バイク用タイヤ空気圧モニターなんですが、使用してブログにまとめようと思います😌 pic.twitter.com/QIRtxihTLq— すばる (@su_ba_ru_bike) October 31, 2020
▲ツイッターでもつぶやいたように、まとめていきますよ
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タイヤ空気圧センサー「FOBOBIKE2」は使える!トラブル解決し市場投入に期待
FOBOBIKE2というバイク用空気圧監視センサー(モニタリングシステム)はMakuakeというクラウドファンディングで資金を集め開発された製品です。
現段階では市場販売されておらず、クラファン支援者のみ販売された製品で、支援者に製品が届いた現段階では「不具合報告」の対応に開発陣が追われている状況となっています。
ただ、使用した感じは空気圧ゲージ(数値)は空気を入れた時と同じで精度が良く、手軽に空気圧と温度を見る事が出来ているのでかなり便利という感触が得られています。
市場販売に進んだら空気圧や温度をしっかりと管理したいと思っているライダーにも、わざわざガソスタまで空気圧をチェックしに行くのが面倒と思っているズボラライダーには是非手に取って欲しい製品となっています。
という事で詳しく紹介していきます。
空気圧センサー(モニタリングシステム)FOBOBIKE2は多くのライダーにおすすめ
FOBOBIKE2は冒頭で説明した通りで数は多く無いですが「空気圧チェック以外にも色々」出来る事があります。
空気圧チェックだけであれば正直言って魅力は薄いと言える製品ですが、それ以外にも出来る事がある、しかもバイク用という事で結構魅力に感じるライダーは多いんじゃないですかね?
自分のバイク情報を設定し、それを基に監視しアラームを鳴らせる事が出来る
バイクは車種毎にタイヤの空気圧の適正値(メーカー設定値)が違います。それぞれの車種の適正値を設定する事でそれぞれの車種に合った数値をモニタリングする事が出来ます。
設定値はその車種のタイヤ規定値をミドル設定値として登録する事で、マックス値(最大限界空気圧)とミニマム値(最低限界空気圧)を自動で設定してくれます。
筆者のバイクはハスクバーナのvitpilen701であり、Fr(230)とRr(250)の規定値となっています。
画像を見てもらった通り、記録という部分に規定値を入れる事でマックスミニマム値を自動的に算出してくれます。
好みやカスタムによって規定値以外に空気圧を設定している人はマックスミニマム値に数値を入れるのもOK!
それぞれに数値を入れた場合でも他の数値を自動算出してくれます。
アラームは最小値を下回ると鳴る設定となり、スマホに通知が表示されるのですぐに分かります。
基本的には初期設定で大丈夫ですが、空気などの単位を変える事も出来るのでどんな国のバイクでも基本的に問題ないと思って良いですし、馴染みのある単位を使用出来るので誰でも使いやすく出来ます。
スマホの空気圧を”スマホ”で見て確認する事が出来る
FOBOBIKEのメインの機能はこれであり「スマホで空気圧のチェック」をする事が出来ます。
▲FOBOBIKE2はバイクのタイヤバルブキャップの代わりに装着し使用するものなので装着するのも使用準備もとても簡単な製品です。
- バルブキャップの代わりにFOBOBIKE2を装着
- スマホのアプリを起動し、FOBOBIKE2と接続
の簡単2ステップで「空気圧をスマホでチェック(モニタリング)」する事が出来ます!
▲画像は空気圧確認画面であり、設定した規定値(ミドル値)と現在のタイヤ空気圧を1画面で確認する事が出来ます。
一番大きな数字が現在のタイヤ空気圧数値であり、その下の小さな数字は〇分前に確認した時のログの数値となります。
画像ではFrは24分前は254でRrは21分前は248という数値だったのでFrは少し空気圧が下がったという事になりますね!
スマホでの確認は”空気圧以外”の事も見る事が出来る
先程も見た画像をまた表示しますが
分かりやすく赤い枠を追加しましたが、表示されているのは空気圧だけではありませんね?温度の℃と電圧のVの単位を持った表示がありますね!
温度(℃)はタイヤの空気圧の温度となっており、電圧(V)はFOBOKIKE2の電池の残り残量(電圧)です。
うんまぁなんとなくわかってたよ?でもこれが分かってなんか意味あるの?
そうだね気づかないかもだけど、ちゃんと役に立つよ!
主にライダーとして役に立つのはタイヤの空気圧温度の方です。よく聞くタイヤの話の中でタイヤが暖まっていないとグリップ力が出ないと言われていますよね?
これはタイヤ自体の温度であり、本当にタイヤの温度が低いとグリップ力は得られません。タイヤの空気圧温度はそれを確認する1つの指標として使う事が出来ます。
本来は表面温度が理想だが、空気圧温度でも指標になる
本来タイヤの温度を見るとなると基本的にはタイヤの表面温度を測りますが、それをする場合は非接触温度計などを使用して見なければならないです。
そんなものを持っている人はまず少ないですし、わざわざタイヤの温度を測る為だけに買う人もいません。
と考えるとバルブキャップの代わりに取り付けるだけで空気圧のついでに指標となる空気圧温度を見れるFOBOBIKE2は結構有用性が高いと思いますよね?
空気圧温度は基本的にタイヤの摩擦から出る熱によって暖められていきます。つまり「タイヤ自体が暖まる→その温度がタイヤ空気圧に伝わる」という順番になるので空気圧が暖まっているという事は表面温度も同じように暖まっていると導けるのです。
先に表面温度が上がってから内の空気圧へ伝わるって順番なら結構な指標になるね!
タイヤの温度は35度以上からがグリップ力に期待を持てる
F1やMotoGPなどのレースシーンであれば60℃~80℃などともっと高く、スポーツシーンでも40℃~50℃などは欲しいと言われています。
ただ冬など気温が低い環境下なども日本にはやってきます。そんな事も含めてグリップ力が期待でき始める温度は35℃以上からだという事を覚えておくと良いですね!
まぁ、FOBOBIKE2のようにタイヤ関連温度が分かるものを持っていないとこれを知っていても意味が無いかもしれませんが…って事もあってFOBOBIKE2は優秀と言えるでしょう。
ただ温度を常に気にして乗ってきたベテランなどは手の平で触って温度を感じる事も出来るなんてことも聞きますね!
有用性は高いがFOBOBIKE2の市場投入はまだ先になりそうだ
FOBOBIKE2はクラウドファンディングの支援募集期間が終了し、支援者へと販売されたがまだ市場投入への算段はついていないと言えるでしょう。
理由は初期不良が多く現在はその対応に追われているからです。
初期不良は致命的な空気漏れ
タイヤのバルブキャップは本当にただのフタで、バルブのネジ部が錆びたり歪んだりしないような保護的な役割のフタです。
それの代わりにFOBOBIKE2を付けますが役割が違い空気圧を検知する為に空気が通る為のスイッチを押してフタをする構造となっています。
空気入れをする機材も空気を通す必要があるので空気が通るようにするためのスイッチを押して繋ぐよね!
そうだね!空気を入れる口(エアバルブ)には円の中央にスイッチがあり、それを押す事によって空気が通る構造になっているからね。
その為、FOBOBIKE2のネジ部などにガタや邪魔なものがあって隙間が空いてしまうと空気が抜けてしまうのです。
そしてその初期不良はネジ部にバリが残っていた為、取り付け部が甘くなり漏れてしまっていたという事らしいです。(購入者向けに開発陣からの連絡で知った)
製品はシルバーとブラックが販売されましたが、開発陣側からの発表では「ブラック全てを交換、シルバーは開示のシリアルナンバーの物は交換」という事なので、それらが不良品ということらしい。
という事でこの不良品への対応がまず先決であり、これが終わって「もう大丈夫な製品」とユーザーに言えた状態で市場投入へという順番になるでしょう。
筆者が購入した製品は”ブラック”の方であり、全製品交換案件となっています。
確かに少しずつではありますが、数値が下がる方向へ進んでいる…つまり空気が漏れている感じはありますね。
ただこれはFOBOBIKE2による”見える化”が成された結果分かったという事とも言えますよね。
「初期不良、不良品」という事が開発陣から知らされ、交換の対応の為に連絡が何通か来ているので不良品という事が分かります。
しかし、これが不良品で無ければタイヤの空気圧は割と早く少しずつ減っていく…というのが分かったという事にもなります。
数値として目に見えるような形になったので分かった事が増えたというのが大きな収穫なんですよね。もちろん不良品をずっと使い続けるのは気持ち的にも製品的にも無理な話なので早い所交換して欲しいというのはありますが。
やはり製品としては利便性や有用性は高いものであるという事が言えるかと思います。
▼タイヤ空気圧センサーが気になる人は旧製品の「FOBOBIKE」をチェック!
FOBOBIKE2が市場投入されました!
FOBOBIKE2は最初はクラウドファンディングで受け付けており、初期不具合などで市場投入が遅くなっていたようですが市場投入されましたので「気になる、これ欲しい」と思ったライダーさんは是非使ってみて下さい
まとめ:初期の不良品に関しては残念だが、買い!な製品なのは間違いない
クラウドファンディング支援者という事で筆者は先にFOBOBIKE2を手に出来ているという状況で、その製品が満足に使用出来ない不良品だったことはとても残念に思えます。
しかし「空気圧、空気圧温度が見れアラーム機能が付いているバルブキャップ」という製品はタイヤの空気圧や温度管理が劇的に楽になります。
空気圧をガソスタでチェックする、グリップ力を必要とするワインディングを楽しむ走行をする筆者にとってはかなり嬉しい製品である事は間違い無いです!空気漏れをしない製品に交換してもらったら更に気分が上がる事は間違いない。
市場販売が開始したら是非友人ライダー達におすすめしたい製品となっていますよ
多くのライダーに知ってもらえるように市場販売されたら筆者もツイッターでつぶやく予定ですよ!
という事で、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
【▼質問などはツイッターでも受け付け中ですよ!】
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