メンテナンス

初心者でも出来るバイクのプラグ交換や清掃!使用工具や注意点、勘違いしがちな事を解説

どもどもー!バイク初心者の味方、すばるです(^^)/
何記事か書いている「初心者でも出来る○○」シリーズはバイクメンテナンスの中でも基礎中の基礎であり、バイクの走行や調子にはとても大切な所です!
なので「自分でも出来そう!」だと思うところがあれば、是非挑戦してもらいたい所ですよー( *´艸`)

正直言ってバイクのメンテナンスというのは、かなり深い所でもない限り素人でも少し勉強したら…長めに時間をとってあげたら…出来る所が多いです。
車の様にボディーに覆われていてどこに何があるか分かりづらいという事も無く、色々な物が外から見つける事が出来ますので、工具に慣れる・整備に慣れるという面ではバイクは結構おすすめなんじゃないかな?と思っているくらいです(^^)/

以前書いた『初心者でも出来るエアフィルターの交換』ページでも紹介した整備の三原則覚えていますか?

  • 良い火花
  • 良い圧縮
  • 良い混合気

ですね!これが整備の三原則と紹介したと思いますね!

その中でも今回は『良い火花』に関するパーツのメンテナンスを紹介していきます。
スパークプラグの交換・清掃についてです(^^)/

スパークプラグは一般的に「プラグ」と略される事が多いので、以下プラグという事で説明していきますね!

 

スパークプラグって何?役割を知ろう!

ライダーの方でもプラグそのものを見た事が無い人って結構いると思います。
自分で整備を行っていなかったり、まだお店の人に交換をしてもらったりしたことが無い方は見た事が無いんじゃないでしょうか?

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▲これがプラグです。

プラグの役割は簡単に言うとバチバチッと火花を起こしてエンジン内の爆発を引き起こす役割をしています。

エンジン内部では色々な物が高速で動いており、何度も何度も爆発を繰り返す事によってエンジンが稼働し続けるわけなので、プラグも何度も何度も火花を起こしているんですよ(^^)/

キャブレターやインジェクターにから出されたガソリンと、エアフィルターから吸われた空気が混ざった混合気と言われる物がエンジンシリンダーヘッド部分でピストンにより圧縮された所にプラグがバチッと火花を起こす事で爆発が起きます。

なのでプラグが無い、プラグの調子が悪い、プラグが使えない状態の場合だとエンジン稼働はおろかエンジン始動すらしません。

プラグの種類

バイクのプラグの種類は大きく分類すると以下の呼び方になります。

  • B型プラグ
  • C型プラグ
  • D型プラグ
  • E型プラグ

となんだか血液の表現に似ていますねw
ざっくりとプラグの種類を説明するにはこれが一番簡単です(^^)/

そしてプラグには型番(品番)があり、車種毎に適応の物が変わってきます。
カワサキ:Ninja250はCR8E
ヤマハ: YZF-R25はCR9E
と同じC型プラグでも適合プラグが違います。 
CR8EはC型、DPR8EA-9はD型の様に品番の頭文字から何型と言われます(^^)/

自分のバイクの適合プラグ型番(品番)をちゃんと覚えておいて、交換作業を行う前には揃えておきましょう!

イリジウムプラグ

プラグに興味を持っている方は聞いたことがあるかもしれませんね!
普通のいわゆるプラグと言われるものだと、素材がニッケル合金が使われているものが多く電極部(先っぽの火花が飛ぶ所)が太いです。
イリジウムプラグは耐久性の高いイリジウム合金を使用している為、電極部を極限まで細くする事が可能になり、1点に集中して火花が飛ばせるので点火効率が良いと言われています。

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▲右が普通のプラグで、左がイリジウムプラグです。
ぱっと見で違いが分かるくらい電極部の太さが違いますね!

普通のプラグが1本大体400~1000円程度
イリジウムプラグが1本大体1000~1500円程度になります。

イリジウムプラグの方が点火効率が良く、ノーマルプラグからイリジウムに変えるだけでもバイクの調子が良くなる!など言われていたりもしますが実際の所はどうなんでしょうねw
私が整備士だった頃でもノーマルからイリジウムに自分で交換してきて「調子が悪くなったから見てくれ」と持ってきたお客さんもいれば「イリジウムに交換したらめっちゃ違う!」と教えてくれたお客さんもいました。

なので一概にイリジウムにしておけば間違いないなんて私は言えませんねw

プラグの交換タイミング

バイクのプラグの交換タイミングは約3000km~5000kmと言われています。
そして車のプラグの交換タイミングは約20000km~30000kmと言われます。

桁が違う…(;’∀’)とお気づきでしょうw
これにはちゃんとした理由があります。

「車とバイクは走行時のエンジン回転数がかなり違う」という所にあります。

  • 車はアイドリング時1000rpm以下の状態が多いが、バイクは1000~1500rpm程
  • 車が速度を出した時、大体2000~3000rpm位なのに対し、バイクは4000rpm以上回す事も珍しくない

という所で、車とバイクでは回転数がかなり違ってきます!
プラグというのはエンジンが回転すればするほど火花を飛ばす回数も上がってきます。
その為プラグの劣化や傷みが車以上に進みやすいという事!

ただバイクのプラグ交換タイミングで約3000~5000kmと書いたのは一般的に言われている話であって、調子良く乗れている状態でも交換しなさい!というわけではありません。普通に10000km以上交換せずに乗ってる人もいましたよ(^^)/

なのでプラグの交換タイミングは普段とは違った違和感がある時でも良いのかもしれません。

  • エンジンのかかりが悪く、アイドリングが不安定
  • エンジンのフケが悪い

このような状態で交換時期を過ぎている場合にチェックや交換を考えてあげると良いかもしれません(^^)/

 

プラグ交換の説明をしていくゾ!

プラグ交換にはプラグを外す為の専用工具が必要になります。
これを用意しておかないとせっかくプラグの所までたどり着いたのに、工具が無い為にプラグのチェック・清掃・交換が出来なくて中断…という事になってしまいます(´・ω・`)

プラグ交換に必須「プラグレンチ」

『プラグレンチ』というまんまの名前の工具が必要になります(^^)/
プラグレンチには種類があって…

  • セパレートタイプ
  • オールインワンタイプ

の2種類が存在します!
セパレートタイプは工具が分かれており、収納や持ち運びに便利で非常用にツーリングに持って行ったりする際に便利です。
オールインワンタイプは工具が分かれておらず1つになっているタイプで、整備性がすこぶる良い状態の物です。収納に関しては持ち主の工夫次第で邪魔になりませんが、ツーリング等に持ち運ぶのにはあまりおすすめ出来ません。持ち運び出来るは出来ますよ!

 

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▲こちらはセパレートタイプのプラグレンチになります。
ストローの様に曲がっている棒がプラグを回す時に手で持つ所になり、筒状の方をプラグに被せ、穴にストロー状の方をさしてT型レンチの様に組み立てます(^^)/

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▲こちらはオールインワンタイプになります。
T型のレンチで、先がプラグに被せる形状になっています!
プラグに被せてそのまま回す事でプラグを緩めたり、締めたりします(^^)/

プラグレンチの選び方

プラグの種類は〇型と表現すると説明しましたが、この〇型が違うと工具を当てる部分の大きさが違ってきます。
その為、自分のバイクの適合プラグの大きさに合ったプラグレンチを用意しなければなりません!
▼プラグレンチサイズ適合表

プラグレンチサイズ
(六角対辺寸法)
プラグのネジ径プラグタイプ
23.8mmPF1/2SG-27,G-2Z
20.8mmφ18mmAB-,A(R)-FS,AP(R)-FS,WR-
φ14mmB(R/Z)-, B(R)E-, BM-, BP(R)-, BU(R)-,(I/P/Z)GR-, RE-, SD-, XR-
19.0mmφ14mmBM(R)-A/Y, BPM(R)-A/Y
18.0mmφ12mmD(R)-, DP(R)-, J(R)-,(I/P)JR-
16.0mmφ14mmB(R)-EF, BP(R)-EF, B(R)-FS, BP(R)-FS, BC(R)-, BCP(R)-, BK(R)-, BKUR-, BM(R)-F, BPM(R)-F, BU(R)-, DF-A, DF-B, DFH-B, HB-, UR-, YR-,(DI/SI/I/P)FR-,(DI/SI/I/P)LFR-, (SI/I/P)ZFR-,(I/P)LZFR-,(I/P)TR-,(SI/I/P)LTR-,(I/P)ZTR-,(I/P)LZTR-, IRITOP-, IRIWAY-
φ12mmDCP(R)-, DCR-,(I/P)KR-,(DI/SI/I/P)LKR-,(I)ZKR-,(DI/SI/I)LZKR-, ZKER-, IRIMAC-
φ10mmC(R)-, CM(R)-, CPR-,(DI/SI/SP/I/P/Z)MR-,(SI)LR-
14.0mmφ12mmDF-H,(DI/SI/I)LKAR-,(DI/SI/I/P)LZKAR-,(SI)LZKFR-,(P)ZNAR-
φ10mmCM-6, MAR-,(SI/I)LMAR-,(SI)LMFR-
13.0mmφ8mmER-

バイクに関係している部分は「14、16、18、20.8mm」の部分ですね!
※20.8mmは21mm工具が使用できます。

見方としては…自分のプラグがCR8Eの場合、C(R)の項目を見れば良いのでプラグレンチサイズは16.0mmの物を選べば良いという事になります(^^)/

DPR8EA-9が愛車のプラグでしたら、DP(R)の項目を見て適合プラグレンチサイズは18.0mmという事が確認できます(^^)/

▼14mmプラグレンチ


山城(yamashiro) 山城謹製 バイク工具 マグネット付きプラグレンチ 16MM(タイプC) YK-003

 ▼16mmプラグレンチ


エーモン プラグレンチ 16mm ユニバーサルタイプ K35

▼18mmプラグレンチ


山城(yamashiro) 山城謹製 バイク工具 マグネット付きプラグレンチ 18MM(タイプD) YK-003

▼21mmプラグレンチ


エーモン プラグレンチ 21mm ユニバーサルタイプ K36


 

プラグの場所を把握しよう

バイクの整備において大切な事はこれから手を加えるパーツはどこにあるのか?というところです!
これをちゃんと調べておく、又は教えてもらっておくという事をしないと無駄にバイクをバラしてしまい、後が大変です(^▽^;)
必要最小限の労力で整備を出来る様にしましょう!

プラグの位置はエンジンの上か横

プラグの位置は基本的にエンジン上か横にあります。

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▲こちらはエンジン上にある場合ですが、赤丸で囲ってあるのがプラグキャップです。
このキャップを外してあげると、穴が開いておりその下の方にプラグが刺さっています!
エンジン上にある場合は基本的にタンクを外してからの作業になる事が多いですが、作業スペースがあったり、エンジンの上がタンクの方でない場合はタンクを外す必要が無い場合もあります(^^)/

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▲こちらはエンジン横から出ているタイプになります。
このタイプは単気筒エンジンやアメリカンのVツインエンジンに多いです。
このタイプの場合はシートやらタンクを外す必要が無いものが多く、自分のバイクが上の画像の様にすぐに作業が行えそうな物は整備が楽で時間もかかりません(^^)/


自分のバイクに合った整備をする事は、整備の際に無駄な労力を使ってしまう事を避け、バイクを傷つけるリスクを下げ、スピーディな整備を実現します(^^)/
出来る限り自分のバイクに合った整備を行いましょう!

プラグ交換の手順を簡単に説明

基本的にエンジン回りに搭載されているバイクは「シート、タンク、エアクリーナーボックス」までを外してしまえば大体エンジンの上部が顔を出します(^^)/
プラグの交換も同じです!

手がかかる場合…

  1. シート、タンクを外す
  2. エアクリーナーボックスを外す
  3. プラグキャップを抜く

以上3ステップでプラグまで辿り着けます(^^)/
このパターンはフルカウルバイクだったり、4気筒のネイキッドに多く見られます。

手がかからない場合…

  1. プラグキャップを外す

以上の1ステップでプラグまで辿り着く事ができます(^^)/
このパターンは単気筒や2気筒のネイキッドなどで、プラグがエンジン側面に対して斜めに刺さっていたり、エンジンの上の隙間が大きく作業スペースがある場合はこれだけで済みます( *´艸`)

清掃の場合

プラグを外したがそこまで劣化していなくて再使用をすると思う時もあります!
そんなときは清掃をしてあげましょう(^^)/
プラグに付着しているカーボン類を落としてあげる目的で清掃を行います。

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▲キャブレターコンディショナー(キャブコン)を使用しましょう!
キャブコンは腐ったガソリンや固まったガソリンを溶かす為のキャブレターのメンテナンスの為に使用されるものです。

プラグに付着しているカーボンは元々はガソリン。
その燃えカスであるカーボンも効率よく落としてくれるという事(^^)/
このキャブコンを布やウェスに塗布して、塗布したものでプラグのカーボンが付着している部分を拭いてあげましょう!

電極部をキレイにするのは布だけでは大変だと思いますので、綿棒などを使用するのもおすすめですよ!


ワコーズ EC エンジンコンディショナー ガソリンキャブレター車・LPG車の気化器・燃焼室洗浄剤 A113 380ml A113 [HTRC3]

注意点と勘違いしない為に

プラグのはエンジン部へと直接付けられる結構重要な部品です。
その為注意しなければいけないのは「エンジンに付ける時」です!

エンジンにプラグを付ける時トルクをかけすぎない事がとても重要です。
もしトルクをかけすぎてネジ穴をダメにしてしまったら、お店に駆け込むことになってしまいます!
何が難しいのか…というとプラグはエンジンの爆発する所へ向かって刺さっているのでしっかりと締め付けたい所だが、差し込む部分のネジ穴はそこまで丈夫ではない為加減が必要になるという事です(^^)/
これに関しては、一度お店の人に確認し数回経験して経験値を上げるしかありません。
覚えておいて交換作業をする際には気を付けましょう!

もう一つ注意点があります。
プラグキャップの外し方です、プラグキャップはあくまでキャップ部分に過ぎずキャップから伸びているコードはキャップではありませんので、プラグキャップを外す際は絶対にプラグキャップを持って引き抜くようにしましょう!
コード部分はハイテンションコードと呼ばれるものであり、ハイテンションコードを引っ張るとすぐにキャップから抜けてしまうので、しっかりとキャップを持つように気を付けましょう(^^)/


勘違いしがちな事は「イリジウム万能説」です。
これは私が整備士の頃によくお客さん達の間で囁かれていたイリジウム信仰心みたいなものですw

  • ノーマルプラグで調子が悪くなったらイリジウムにする
  • イリジウムにしたら調子や性能が上がる
  • イリジウムにしておけば問題ない

というイリジウム万能説がどこかで横行していますw
イリジウムにしておけば大丈夫という事はまずありません…(´・ω・`)
調子が悪くなった時には色々と他に見るべきところはたくさんあります!
プラグをイリジウムにしたら大丈夫という考えは絶対に持たない様にしましょう…ねw

ただもちろんイリジウムプラグはノーマルプラグよりも優れているプラグになりますので、メーカーの設定がノーマルプラグだったとしてもイリジウムを体感してみたいという意味であればおすすめですね( *´艸`)

終わりに(まとめ)

これで「オイル」「エアクリーナー」「チェーン」「プラグ」に関する整備が出来る様になったと思います(^^)/
この4つが出来る様になれば、初心者ライダー、整備初心者では上出来だと言えるレベルになったかと思います( *´艸`)

ここまで出来てくるとどんどんとやりたい事が増えていくと思います!
なので今後も「初心者でも出来る」シリーズを増やしていくつもりです。

私の整備ハウツーページが皆様のお役に立てればと願っています\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

《▼他の初心者でも出来るシリーズ》

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