このページではバイク乗りの誰にでも手が届く「海外のネオクラシックバイク」を紹介していきます!
今回紹介する”CABALLERO(キャバレロ)”はクラシックな見た目が好きというライダーであれば誰でも気に入るようなかっこいい見た目をしており、こだわりの性能は走りの楽しさも提供してくれます!
何より、このキャバレロシリーズの売りは125cc(原付Ⅱ種)、250cc(中型)、500cc(大型)と幅広く排気量設定があり全てのライダーに楽しんでもらう事が出来るバイクとなっている所がデカい!
ネオクラシックバイクというジャンルは登場から間もなく、ラインナップが少ない上に大型クラスが先行して出てきたから大型に多い…
そんな中で全ての免許帯のライダーが楽しむ事が出来るというのはメリットとして大きいのは言わなくても分かるかと思います。
- 珍しいネオクラシックバイクが知りたい
- 海外のネオクラシックバイクが知りたい
- ネオクラシックバイクが好き
- 自分でも乗れるネオクラシックバイクってあるのかな?
こんな人におすすめ!
キャバレロシリーズはイタリアのメーカーである「ファンティック」のバイクであり、日本での知名度はあまり無いですが70年代から80年代までエンデューロやトライアル界で名を馳せていた実力派です!
現代においてもその実力は健在なので、人と同じバイクは嫌だとか珍しいものに乗りたいという人におすすめですよ!
かっこいい海外ネオクラシックバイク「キャバレロ」は中型も大型も!
キャバレロシリーズの日本での販売は「B+COMインカム」で有名なサインハウスが行っています。
エンデューロやトライアル界で名を馳せていた事もあり、ラインナップはオンロードもオフロードも楽しめるモデルばかりとなっているのでアクティブなライダーにはかなりおすすめですよ!
更に見た目も今ノリにノッているネオクラシックバイクという事もあり、オシャレライダーにも是非愛車候補に入れて欲しいバイクとなっています。
それでは紹介していきますよー!
ちなみに最初に出てきた画像はフラットトラックのカスタム車!全ての画像はサインハウスのサイト引用だよ!
CABALLERO FlatTrack(フラットトラッカー)
フラットトラッカーモデルは一番オンロードが似合うバイクとなっています。
トラッカー仕様なのでタイヤがブロック調であり、砂地などの走行もなんのその!もちろんオンロード走行も普通にこなす事が出来るバイクとなっています。
スタイリング自体は全体的にフラットになっており、ホイールはスポークで倒立フォークを採用しています。
全体的なブラックカラーに各所のシルバーのパーツや、倒立フォークのゴールドカラーが映えてとてもかっこいいですね!
【クラシックポイント】
- スポークホイール
- 丸型ヘッドライト
- メーター周りの一部に昔ながらのインジケーターランプ
トラッカーモデルのクラシックポイントは上記になっており、クラシックスタイルで定番の丸いヘッドライトはもちろんの事、スポークホイールがノーマル状態なのはトラッカーならではですね!
ちょっと熱いなーと思っているのが、メーター周りの古めかしいインジケーター表示
赤枠部分がそのインジケーターなのですが、こんなインジケーターって昔のバイクの「ニュートラルランプ」とかがこんな風になっていたので知っている人はクラシック感を感じれる事でしょう!
フラットトラッカーモデルには125cc、250cc、500ccの排気量が用意されています。
【フラットトラック各排気量スペック】
FlatTrack125 | FlatTrack250 | FlatTrack500 | |
エンジン形式 | 水冷4スト単気筒SOHC4バルブ | 水冷4スト単気筒SOHC4バルブ | 水冷4スト単気筒SOHC4バルブ |
ボア×ストローク | 52×58.6mm | 77×53.6mm | 94.5×64mm |
最高出力 | NO DATA | 25HP / 8,500rpm | 40HP / 7,500rpm |
最大トルク | NO DATA | 22N・m / 6,500rpm | 43N・m / 6,000rpm |
シート高 | 820mm | 840mm | 840mm |
重量 | 130kg | 140kg | 150kg |
タンク容量 | 12L | 12L | 12L |
基本的に車格などはさほど大きな差はありませんが、最低排気量の125ccクラスでもシート高は820mmと高めで、ライディングスペックにこだわっているのがわかりますね!
250ccクラス以上は840mmと割と高いシート高なので身長が170cmくらいないとキツいと感じてしまうかもしれません。
【ギャラリー】
見た目はネオクラシックでオシャレであり、重量も大型の500ccでも150kgと軽量なバイクなので扱う楽しさを教えてくれるモデルですね!
CABALLERO Scrambler(スクランブラー)
スクランブラーはキャバレロシリーズの中でも一番派手であり、目立つモデルとなっています。
タンクには鮮やかな赤色を採用、ゼッケンナンバーが付きそうなサイドカバーには黄色が採用されており人の目を惹くバイクとなっていますね!
スクランブラーモデルという事で、トラッカーモデルと同じように砂地やオンロードも走行出来るバイクですが、どちらかと言えば街にも映えそうなシティ派スクランブラーというイメージが持てます。
スタイリング的にはトラッカーとさほど変わりがありませんが、タイヤのデコボコの大きさやシートの質感などの細かい部分が違っており、そのへんでも好みが分かれます。
トラッカーモデルが「ドライにトラックタイムを求める」走りをイメージするとすれば、スクランブラーは「お天気に楽しんで色々なところへ走りに行く」という言葉が似合うでしょうね!
【クラシックポイント】
- 丸型ヘッドライト
- スポークホイール
- 楕円上のタンク形状
- テールランプの雰囲気
スクランブラーのクラシックポイントはこんな感じでしょうか。
基本的にはトラッカーとスタイリングが似ている為、クラシックポイントは同じようになってきますが、サインハウスのサイトのギャラリーにメーター周りが載っていないのでインジケーターは不明です。
タンク形状も同じなのですが、どちらかと言えば暗いカラーよりも明るめカラーを採用した楕円形のタンクの方が昔っぽさを感じる事が出来ますね!
ただ、テール形状で結構差が出ており、コチラのスクランブラーモデルの方がテールのクラシック感が目立ちます。
赤枠内のギャラリー画像がテール部分ですね!
樹脂製のリアフェンダーと小さく丸いテールランプは一昔前のトラッカーモデルやストリート系モデルの多くに採用されていたスタイリングなので、知っている人はクラシック感を感じる事が出来るかと思います。
スクランブラーモデルには125cc、250cc、500ccの排気量が用意されています。
【スクランブラー各排気量スペック】
Scrambler125 | Scrambler250 | Scrambler500 | |
エンジン形式 | 水冷4スト単気筒SOHC4バルブ | 水冷4スト単気筒SOHC4バルブ | 水冷4スト単気筒SOHC4バルブ |
ボア×ストローク | 52×58.6mm | 77×53.6mm | 94.5×64mm |
最高出力 | NO DATA | 25HP / 8,500rpm | 40HP / 7,500rpm |
最大トルク | NO DATA | 22N・m / 6,500rpm | 43N・m / 6,000rpm |
シート高 | 820mm | 820mm | 820mm |
重量 | 130kg | 140kg | 150kg |
タンク容量 | 12L | 12L | 12L |
基本的にはフラットトラックと同じスペックになっていますが、シート高がちょっとやさしくなっています。
全ての排気量で820mmのシート高となっているので、日本人にとって親切なシート高とは言えるわけではありませんが、SSクラス程度のシート高なので多くのライダーが楽しむ事が出来るとも言えますね!
【ギャラリー】
スクランブラーシリーズで色鮮やかなバイクなので、緑生い茂る暖かな自然を走行するのも似合いますし、ストリート系スタイルとも言えるので街で流すのも似合うのでキャブレロシリーズの中では一番気持ち的にも乗りやすいかも!?
CABALLERO Rally(ラリー)
キャバレロラリーは1モデルしかないが「海外の広い荒野を縦断」だとか「砂漠を越える」というような使い方が似合うモデルとなっています。
「ホンダ:アフリカツイン」や「ヤマハ:テネレ」をイメージすると分かりやすいかと思いますが大型のラリーバイクなのがキャバレロラリー500なのです!
長距離オフローダーという事でブロックタイヤのブロックは先に紹介してきたトラッカーやスクランブラーよりも大きく、ある程度のオフロードならその走破性能で軽く突破出来るでしょう!
先の2モデルに比べるとカラーリングもそうですが、フロントフェンダーの位置などのスタイリングを見てみてもオフロード寄りに気合が入っているのが分かります。
【クラシックポイントや注目ポイント】
- 丸型ヘッドライト
- 前後樹脂製フェンダー
- 860mmのシート高
- ヘッドライトガード
まずはヘッドライトなどのクラシック感は見逃す事は出来ませんね!
キャバレロシリーズのほとんどに言える事ですが、若干のクラシック感が良い味を出しており、オシャレさを忘れていない所がイタリアっぽいとも言えます。
そして注目ポイントとしてはヘッドライトガードやシート高、フェンダー類を見るとオフロード寄りの力の入れようが分かりやすい!
バイクを守る為のガードだとか、ショック吸収の余白を設けてあるためのシート高やフェンダーを見ればこのバイクでオフロードを走ってみて欲しいという気持ちが伝わってきます。
各装備に気合が入っているのと、マットグリーンというカラーはアウトドアを連想させるカラーリングであり、明るい黄色は遊び心をくすぐりますよね!
ラリーモデルの排気量は450ccのみとなっています。
【キャバレロラリー500のスペック】
エンジン形式 | 水冷4スト単気筒SOHC4バルブ |
---|---|
ボア×ストローク | 94.5×64mm |
最高出力 | 40HP / 7,500rpm |
最大トルク | 43N・m / 6,000rpm |
シート高 | 860mm |
重量 | 150kg |
タンク容量 | 12L |
エンジンスペック等は他と変わりません。
その他の装備類やシート高が変わってくる事によってラリースペックを生み出しているのです!
【ギャラリー】
とても渋く、とてもかっこよく、とてもアウトドアテイストなのが、キャバレロラリー500で、その見た目通りの走破性を持っているので絶対に期待を裏切る事はありませんよ!
かなり優秀なアウトドアサポーターとなりますが、生粋のオフローダーでは無くあくまで「ラリー」という事で、実はオンロードでも快適なツーリングを提供してくれるという点も扱いやすさ的にグッド!
穴場ネオクラシックバイク!キャバレロシリーズまとめ
キャバレロシリーズは125、250、500という排気量わけで展開されているので免許区分に関係無く多くのライダーがキャバレロを楽しめるというのがかなり大きなバイク!
ちなみにキャバレロシリーズ「トラック500、スクランブラー500、ラリー500」の排気量は450ccとちょっと予想より排気量は低くなりますが重量が軽いのと、トルクで着実に加速していくバイクなので不満はまず出ないでしょう!
見た目もクラシック感を漂わせるアクティブスタイルであり、シート高がちょっときついかもと感じる程度でバイクライフを彩るには十分すぎる見た目と性能を持っています。
ネオクラシックバイクは好きだけれど、どんどんと市場が熱くなっていってネオクラユーザーが多くて…同じのはなぁ、やだなぁ…という人に持ってこいの穴場バイクとなっていますよ!
「後悔はしないし、ドヤれるし、楽しめる」という優秀なバイクですね。
という感じで、現場(@su_ba_ru)からは以上です!
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