空冷式ジーンズは過酷な暑い夏を過ごすバイク乗りの為にクラウドファンディングで資金を集めて開発された、夏のバイク用パンツです!これを履いたバイク乗り達の評判も良く、第2段として新色も追加されて2023年にも登場しています。
そんな空冷式ジーンズは本当に夏のバイク乗りにおすすめなのか?と言うのを検証すべくレビューを紹介していきますね!
- 着心地軽やかで動きやすい
- 膝プロテクターは忘れるくらい違和感なくフィット
- 普通にしているとちょい涼しい
- ある条件下では履いてない?ってくらい涼しくなる
- ジーンズなので普段着みたいな見た目だが、バイク乗車時の方がかっこいい
こんな感じのバイク用パンツに仕上がっており、夏のバイク乗りにしっかりとおすすめ出来る製品だと言えます!ただどちらかというと長距離ツーリングに出かけるバイク乗り向けの印象でもありますね。
空冷式ジーンズは下半身を冷やせるバイクパンツ!使い方にコツがちょっといるけどね
空冷式ジーンズはしっかりと夏のバイク用パンツに仕上がっていると言えますよ!ただし、バイク用メッシュジャケットのように分かりやすく”ただ着ていれば”風がしっかりと入り込んできて涼しくなるという事ではないのは注意が必要だ…
着心地軽やかで動きやすく安全性のあるバイクパンツなのは確かだが、涼しくなるためには走行中に一工夫をする必要がある。しっかりと涼む事が出来るのは断言できますけどね!
空冷式ジーンズは薄く伸縮性のあるデニム生地なので軽やかで動きやすい
空冷式ジーンズに採用されている生地は薄く伸縮性のある生地です。写真を見てもらえば分かる通り、光に向かいつつ生地を少し伸ばすと光りが透けるくらいの生地になっている薄さなので、空冷式ジーンズを着用した時に一番驚いたのがその”軽やかな着心地”です。
軽やかな着心地は夏にはストレスが溜まりづらいので嬉しいポイントの1つなのですが、それ以外にもやや伸縮性も持っている生地なので膝や腰を曲げ伸ばしした時でも突っ張る感じはなく、動きやすい!それに加えて動きやすいように縫製されているので「バイクに跨るとき、バイク走行中、なんてことはない普段の動き」のどれをとっても違和感や不快感がありません。
空冷式ジーンズの膝プロテクターは軽くて柔らかく、忘れるくらいのフィット感
空冷式ジーンズの膝プロテクターに使用されているのは、メッシュ状のEVAパッドで、膝にフィットしやすいように切り欠きがされています。
EVAパッドなので持ってみるのが一番早いのですが、軽さをほぼ感じないくらい軽量なものであり、パッドなので柔らかさも十分!これを膝のプロテクターポケットに入れるのだが、走行中には軽さとフィット感から装着しているのを忘れるほどの装着感。
このプロテクターはメッシュ構造で風を取り込む構造をしていますが実際のところ、そのメッシュが生かされている気がしないので、どうせならメッシュ構造を諦めて安全性の底上げにシフトして欲しいと思ったのはネガティブな面でしょうか…
とはいえこの軽さと柔らかさのおかげでプロテクターを装着しているという感覚がなく、普段着デニムと同じ膝感覚なのは良いポイントだとも言えます。
空冷式ジーンズは普通に走行している分にはちょっと涼しい程度
空冷式ジーンズが風を取り込む構造として採用しているのは膝上にある4つの丸い穴です!(写真では3つしか映っていませんが…)当然ですが普段着デニムにはこんな穴はありませんよね?この一見地味な4つの穴から風が入ってくるので通常走行中は膝回りに風が入ってきてやや涼しいです。
パンツの生地が薄いので生地からも風が入ってくるかなと思いきやそちらに関しては走行中は涼しさを感じる事が出来なかったので生地にはその手の効果はないでしょう。
空冷式ジーンズは中腰になると「履いてない!?」ってくらい涼しい
空冷式ジーンズで一番風を感じられるのは画像のように中腰になった時がパンツを履いていないかと思うくらいに涼しさを感じられます。
でもさツーリング中に中腰になることってあるかな?
だから冒頭で長距離ツーリングにいくバイク乗り向けの印象って言ったんだよね!
写真のようにオフロード走行なら中腰になる事って結構ありますが、オンロード中に中腰姿勢で走行する事ってあまりありませんよね?しかし長距離ツーリングの場合はそんな姿勢をとった記憶ってありませんか?
長距離ツーリングのように長い時間バイクに乗っていると、腰や膝が固まってきて軽く動かしたくなったり、お尻が蒸れてシートからお尻を話したくなりますよね。その時に中腰姿勢をしていたんじゃないですかね!?
その姿勢になった瞬間に空冷式ジーンズの本領が発揮されるのです。膝上の丸い穴は通常座ってバイク走行していると上の方を向いていて風が入りやすい状態じゃないですが、中腰になる事で穴が前を向くので風を入れやすい角度になり、めちゃくちゃパンツ内に風を取り込んでくれるという事だ!
そんな感じで空冷式ジーンズが一番風を取り込んで涼しい状態になるのが”中腰”という事なのです。
地味に嬉しい現代のお財布事情に合うポケット
空冷式ジーンズを出しているBMCはスマホに便利なポケットとして装備していますが、筆者的にはキャッシュレス化が進んだ現代の財布にピッタリなポケットとして嬉しい工夫だと感じています。
写真がスマホを入れた状態で、スマホを入れてライディングポジションになっても全然邪魔になりませんが、スマホはナビに使うのでポケットに入れて走行する事が無い…残念。
しかし次のこの写真のようにキャッシュレス化が進んだ現代に流行っているスマートウォレット(薄くて小さい財布)を入れる場合に使えて、軽装備(最小限の荷物)でフラッと走行しに行く時にはカバンなどが必要にならないのでかなり嬉しく便利だ!
空冷式ジーンズのカラーは3色!サイズも多数用意!
空冷式ジーンズのカラーバリエーションは3色あって、サイズも多数あるのである程度の人が気に入るカラーやサイズを選べる事が出来ますよ!
バイク用なのでバイク感はややありますが、デニムなので普段着として使おうと思えば余裕で使えますし、何より軽やかな着用感なので夏に服装でストレスをためたくない人には普段着としてもおすすめだと言えますね。
インディゴブルー
アッシュライトブルー
ブラック
どれもデニムらしいカラーリングなので違和感なく普段着のデニムと同じような着こなしが出来ますね!
サイズは「S、M、L、LL、3L、4L、5L」と結構多めのサイズ展開がされているので、小柄な筆者もSサイズでしっかりと満足出来ていたりします。
商品 | ウエスト | ワタリ | 裾 | 股下 |
---|---|---|---|---|
S | 71.0cm | 27.5cm | 16.0cm | 80.0cm |
M | 77.0cm | 29.0cm | 17.0cm | 80.0cm |
L | 83.0cm | 30.5cm | 17.0cm | 80.0cm |
LL | 89.0cm | 32.0cm | 18.0cm | 80.0cm |
3L | 95.0cm | 33.5cm | 18.0cm | 80.0cm |
4L | 101.0cm | 35.0cm | 19.0cm | 80.0cm |
5L | 107.0cm | 36.4cm | 19.0cm | 80.0cm |
上記のサイズの参考寸法となっています。
空冷式ジーンズは涼しくなるパターンを知っておけば暑い夏でも下半身をすぐにクールダウンできる!
ここまでの説明の他にBMCが空冷式ジーンズを開発し、改良していく中でされている工夫などはまだまだありますが現状筆者が着用し、走行して見たレビューはこんなところなので製品仕様として詳しく知りたいなら「BMCの公式ページ」を見てください。
夏のバイク用パンツとして使用できるか?というのが重要なところかと思いますが、十分に使えるしおすすめ出来るバイクパンツである事は間違いありません!普通にライディングしているときは普段着のデニムと比べても涼しいし、中腰になる事で一気にクールダウンできるというのを知っておけば自由に涼むことが出来るのです。
なので涼み方を知っておけばフラッと短距離のお散歩ツーリングでも、長距離ツーリングでもおすすめ出来る夏のバイクパンツだと言えますよ!
という事で、現場からは以上です!
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