車体も軽く、燃料費も安く、エコであり、注目度も話題性も抜群の”電動バイク”ですが2019年も終わりごろを迎えてどんどんと新しいモデルが発表されています。
各種スクータータイプの電動バイクであれば既に日本でもユーザーが多くいて
「自分も乗ってるよ!」という人もいるでしょう。
しかし、ハーレーのライブワイヤなどの高スペック電動バイクはまだまだ普及しているとは言えません。
- もっと電動バイクの車種が増えてから考える
- ユーザーがたくさんになってから考える
- 価格が落ち着き始めたら考える
などなど様子を見ている人も多いんでしょう。
日本人ならではの慎重で堅実な所が出ているのかもしれませんね!
そんな『気にはなっているけれど、まだ今じゃない!』という人達は、現状ではすぐに電動バイクを購入する気はないかもしれませんが、どんな電動バイクが出てきているのか?という情報はおさえておきたいんじゃないでしょうか!
というわけで今ページでは電動バイク注目株である『KYMCO(キムコ)』の電動バイクについて紹介していきます。
電動バイクが話題になり始めて『キムコ』って名前を聞くけど…
どんなメーカーなのかな?
どんな電動バイクが出てきているのかな?
発表している電動バイクのスペックは?
などの情報をお伝えしていきます。
キムコの電動バイクに興味がある方はきっと参考になりますよ!
[toc]
電動バイク界に「キムコ」有り!
高スペックバイクが続々登場中!
キムコは台湾に本社があるオートバイメーカーの一つであり、主力製品は50~700ccのスクーターとなっています。
その他オートバイ以外でもATVやシニアカー、発電機の生産も行っています。
日本では2000年に『キムコ・ジャパン』が設立され、それ以降日本での正規輸入販売が開始されました。
日本でのオートバイ販売ラインナップは主にスクータータイプであり、キムコ製品に乗っているユーザーもいます。
ただやはり日本では国内4メーカーが有名所の外車メーカーが幅を利かせている為、そこまでの知名度はありませんね。
今までそこまで知名度の無かったキムコですが、バイクメーカーが電動バイクの開発・販売を開始、その少しあとに高スペックな電動バイクを発表した事で注目度がかなり上がったメーカーです。
電動バイクが気になっているライダーからすればキムコは現在かなり注目度が高いバイクメーカーであり、”キムコ”というバイクメーカーの信頼性や品質などは是非知っておきたい所でしょう。
注目メーカー「キムコ」の発表電動バイク
キムコが発表していてたくさんの人の注目を集めるモデルを紹介していきます。
中には聞いたことがあるモデルもあるかと思いますが、スペックなどの参考に見てみると良いですよ!
Super NEX(スーパーネックス)
現状最も注目を集めている電動バイクの1つと言える『スーパーネックス』です。
日本人でも好きそうなデザインのスーパースポーツタイプのバイクとなっており、そのスペックは誰もが注目している”ハイスぺ電動SS”なのがこのモデル。
シルエットや各種パーツ配置を見るだけだと現状よくあるスーパースポーツなのですが、デザインが近未来感を出しています。
ハイスペックな電動バイクという事で、数年後・数十年後はこのようなバイクがメインとなるのを予想すると”ハイスぺ電動SS”な時点で近未来感は私達に刷り込まれているんでしょうけどねw
なんと言ってもその加速力が注目を集める要因の大きな所でしょう!
今のガソリンバイクのリッタークラスを凌ぐ加速力を持っており、ライダー達が注目してしまうのは必然。
スーパーネックスのスペックを以下にまとめたので、参考までにどうぞ
スーパーネックスのスペック
キムコはライダーが求めている事を洞察、研究し電動スーパースポーツ時代に向けて最も魅力的な方向性をスーパーネックスという形にして表現しています。
設計思想や設計哲学と呼ばれる設計をする上でのスーパーネックスに込めた見解は以下5つ
- ギアシフトは、バイクに乗る技巧の真髄である
- 最高の加速は、思考の完成の様に感じられる
- 自身を持って限界を探る事から興奮が感じられる
- 音はマシンの声である
- 優れた乗り物は、あらゆるシーンでライダーを盛り上げる
上記5つを踏まえて完成されたスーパーネックスのスペックは以下となっています。
原動機種類 | 電動モーター |
変速機形式 | リターン式・6速変速 |
動力伝達方式 | チェーン |
ブレーキ形式 | Fr:油圧式ダブルディスク Rr:油圧式ディスク |
搭載機能 | ・ABS ・走行モード切替 ・スリッパークラッチ ・クイックシフター |
上記は基本スペックであり、詳しいパワー数値などはこちらでは分かっていません。
しかし、キムコがスーパーネックスの売りかの如く発表し各方面で話題となっているのが
『加速性能』です。
スーパーネックスの加速性能はガソリンリッタースポーツ並み!
- 0~100km/hを2.9秒
- 0~200km/hを7.5秒
- 0~250km/hを10.9秒
で到達する加速力はガソリンバイクのリッタークラスを凌ぐ勢いです。
このガソリンリッタークラス並みの加速力をベースに、キムコは今後電動スーパースポーツを推していくのでしょう。
そして、この”スーパーネックス”も素晴らしいモデルですが、注目すべきバイクをまだ他にも発表しているんです。
Revo NEX(レボネックス)
レボネックスは”電動ストリートファイター”です。
ストリートファイターを簡単に説明すると…『スーパースポーツからカウルを取ったスタイル』なので、スーパースポーツが作れるんだったらストリートファイターももちろん作れるというわけですよね!
日本人にも普通にウケが良いデザインをしており、ストリートファイターというバイクタイプも人気なので日本でもかなり売れそうな気がします。
レボネックスはスーパーネックス程ではありませんが、こちらも優れた加速力を持っています。
スーパーネックスの様なスーパースポーツタイプはレースシーンなどを想定し作られているので、流石にストリートファイターでそこまではいかないにしろ十分魅力的な加速性能をレボネックスは持っています。
レボネックスのスペック
レボネックスの詳しい基本スペックはまだわかっていませんが、このレボネックスも”電動スポーツバイク”なので、設計時の考え方は同じだと思います。
詳しくはまだわかりませんが、レボネックスでも6速変速を採用している所を見るとスーパーネックスと同じ考え方で開発されたと見て間違いないでしょう。
恐らくスーパーネックスと同じプラットフォームで開発されているので、搭載機能には差が無いと考えて良いと思います。
走行モード切替の搭載は確認できました!
6速変速の2速状態で最高115km/hまで出せるようで、街乗りなどのちょっとギアチェンジがめんどくさいロケーションでも頻繁なギアチェンジは不要とされ、市販向けバイクとしてレボネックスは色々と考えられているみたいです!
2速で115km/hまで出せるレボネックスの気になる加速力は以下です。
スーパーネックス程では無いが優秀な加速を持つレボネックス!
- 0~100km/hまで3.9秒
- 0~205km/h(最高速)まで11.8秒
で到達します。
正直公道を走っている分であれば、これだけの加速力があれば十分でありパワー伝達レスポンスの良い電動の乗り物なので、ガソリンバイクよりも加速感に関しては不満は出ないかと思います。
おわりに(まとめ)
レボネックスは2021年の発売を予定と明言されています。
そして、単に優れた性能の電動ストリートバイクを作るのではなく、高度な電動プラットフォーム上で卓越した性能を発揮する電動ストリートバイクの構築に着手した、という事も挙げられている点を見ると市販向けは”レボネックス”か?という印象です。
『EICMA2019』時に上記の事が明らかになっておいる為、現状ではレボネックスを皮切りに市販化電動バイク開発を本格化するという見方が出来ます。
そう考えてみると”スーパーネックス”は客寄せパンダか?とも思いましたが、意匠登録などをされている所を見るとこちらも市販がされるそうですね!
この様な注目度抜群の電動バイクを発表しているキムコなので、今後も目が離せない状態でありキムコに負けじと日本メーカーも色々な電動バイクを出すのが楽しみですね!
そしてどんどん『EVバイク時代』になっていくのでしょう。
++++このブログはシェアフリーです++++
↓よかったらポチっとお願いします( *´艸`)