このページでは2020年4月上旬に日本に登場予定の”スーパー電動バイク「SR/F」”について紹介していきます。
「SR/F」はZEROMOTORCICLES(ゼロモーターサイクルズ)というメーカーのバイクであり、日本での知名度はまだまだですがしっかりと実績のあるメーカーです。
アメリカのメーカーであるゼロモーターサイクルズはマン島やパイクスピーク等のEVバイクレースで輝かしい実績をもっているので「SR/F」の性能は折り紙付きです。
そんなスペシャルな電動バイクである「SR/F」が日本に登場するという事で紹介していきますよ!
この記事がおすすめな人
- 電動バイクに興味がある人
- 高性能な電動バイクの購入を考えている人
- バイクトレンドに敏感な人
- 最新鋭の乗り物に興味がある人
こんな人におすすめのページとなっています。
電動バイクはまだまだ日本のライダー達に馴染みが無く「縁遠いもの」となっていますが、このようなスポーティなバイクが今後どんどんと出てくることでしょう。
ハイスペックな電動バイクなので購入しようと思うと結構高額ですが、話題になるであろう電動バイクを知っておくのもバイク乗りとして良いと思います。
今のうちに日本での電動バイクのパイオニア的な存在を知っておくと、電動バイクが日本に馴染んだ時に物知りライダーとなれるかもしれませんよ?
クリック出来る目次
電動のスーパーバイク「SR/F」が日本に登場!絶対に満足出来るマシン

ゼロモーターサイクルズの「SR/F」の取り扱いを4月予定で開始するのは”XEAM”です。
XEAMは「SR/F」の他にもSUOERSOCOの原付二種・中型クラスのスポーツ電動バイクを取り扱っている日本の代表的な電動バイクショップです。
XEAM取り扱いバイクの中でも「SR/F」は初のスーパーバイクの取り扱いとなり、日本の電動バイク流行の一端を担う事は間違いないでしょう。
ゼロモーターサイクルズ:「SR/F」

まず「SR/F」を簡単に説明するとすれば”死角の無い電動スポーツバイク”と紹介しておきます。
上記の様に説明すると電動バイクに興味が無かったライダーは「何が死角なの?」と思うんじゃないですかね。
電動バイクについて少しでも調べたことがある人は予想がつくかと思います…
- 航続距離の短さ
- 最高スピードの物足りなさ
- 充電時間
これらが電動バイクの不安要素として多くの人が「ちょっとなぁ…」となっていた事でしょう。
しかし「SR/F」には死角はありません!辛口に評価すると”ほぼ”死角はありませんになりますがw
そんな期待値のバリバリ高い電動スーパーバイクを詳しく見ていきましょう。
「SR/F」のスペック
「SR/F」はその加速力を評価されて”モンスターマシン”と呼ばれており、そのバイクを扱う「ゼロモーターサイクルズ」は”バイク界のテスラ”なんて呼ばれています。
車種名 | ZERO SR/F |
---|---|
クラス | STANDARD |
最高速度 | 200km/h |
最高出力 | 110PS |
最高トルク | 190N・m |
搭載バッテリー | ZF14.4リチウムイオンバッテリー |
充電時間 | 100V電源:8.5時間(家庭用コンセントなど) 200V電源:4.5時間(EV充電スポットなど) |
最大航続距離 | 259km(city) |
重量 | 約220kg |
サスペンション | 前後SHOWA製フルアジャスタブルサスペンション |
スタビリティ コントロール | BOSCH製 |
レシプロエンジン(ガソリンエンジン)では最高速度がもっと出るバイクはたくさんありますが、市販される上では200km/hも出すスペックがあれば十分すぎる。
更に最高出力110PSとガソリンミドルクラスバイクくらいだが、そんなものはどうでも良い。最高出力が中堅クラスなのは最高速度で分かり切っているから…
それよりも注目したいのが最高トルクである190N・mの方です。
この最高トルクが190N・mという数値がいかにモンスターなのか分かるでしょうか?
トルク値の高さというのは「バイクの停止状態からの加速力」へとつながるものであり、初速や瞬発力のキーとなります。
国産バイクの中でも加速力の高いモデル達と比べてみましょう。
【SR/F 最高トルク/190N・m 重量/約220kg】
車種(市販車) | 最高トルク(N・m) | 重量(kg) |
YZF-R1 | 113.3 | 201 |
Ninja ZX-10RR | 115 | 206 |
CBR1000RR SP | 113 | 195 |
GSX-R1000R ABS | 117 | 203 |
Ninja H2 SX SE | 137 | 262 |
いかがでしょう?
「SR/F」は比較的重量が重たい様に感じますが、最高トルクの次元が違います…
トルク値が一番高い「H2」と比べて見ても約50N・mも差が出ていますね!重量が220kgだとしてもそんなのは些細な事になってくるんですねw
もちろん私自身乗ったことはありませんが、きっと加速力は”異次元”なんじゃないかと…。
と、エンジン?モータースペックはこれだけ説明すれば目が輝いているライダーもいるかと思いますが、問題は電動バイクの苦手部分ですよね。
「航続距離・最高速度・充電時間」です。
スペック値を見てもらった通り、最高速度に関しては全然問題ありませんね!
200km/hも出れば高速道路に乗ったところで持て余すくらいで、航続距離も250kmを超えているので十分にツーリングを楽しむ事が出来ます。
充電時間も全然…と言いたいところですが、ちょっと長い気がしちゃうのは贅沢ですよねきっと。
バイクから降りて→寝て→起きて→ツーリングの準備。なんてしていたら8.5時間なんて簡単に過ぎてしまう時間なんです…でもなんかね
レシプロエンジンでは「ガソスタ行ってガソリン入れるだけ」で航続距離が回復しちゃうって考えるとスッキリしないですよねぇぇぇ
私的にこの充電時間があるから最初の辛口紹介では”ほぼ”死角無しって言い回しになっちゃったわけです。
車もバイクもガソリン燃料のものに乗っているからその辺の感覚がまだまだついていけていないのかもしれません…でも、いち消費者の意見としてはもう少し短くなんない?なんて言っちゃいますねw
そんな意見は見透かしている「ゼロモーターサイクルズ」
いち消費者としては「充電時間もっと短くなんない?」と言っちゃうなんて事は想定内なゼロモーターサイクルズ。
”6kWの急速充電システム”を組み込むと…なんと1時間で95%まで充電できるらしい!
どうせなら100%充電出来たらええやんwとも思うけど、十分すぎる数値でしょう。
まぁ、日本での販売時にそのシステムを組み込めるかどうかは不明ですけど…
完全電気自動車もまだまだ普及途中の日本なので「EV充電スポット」がまだまだたくさんあるわけでは無いので、1時間程度で充電できるのはかなり良いし250kmの航続距離もかなり助かるスペックですね!
そして底上げできるのは充電時間だけでは無いようですね…航続距離も伸ばせるようです。
”パワータンク”なるものを購入すれば走行可能距離を25%延ばすことが出来るみたい!
「259km×125%=323.75km」と…60km以上伸ばす事が可能みたいですね。
充電スポットが少ない状態なので出来る事なら両方ともグレードアップしたいところではあります。
選べる4つの走行モード

最近のレシプロエンジン(ガソリンエンジン)バイクでも搭載されているモデルが増えていますが、走行モードの選択が出来ます。
ほぼフルパワーの「Sprotモード」、パワーを75%に抑える「Streetモード」、トルクを半減させる「Rainモード」、自由にセッティング出来る「Customモード」の4つから選択する事が出来ます。
走行ロケーションや、その時に行いたいライディングに合わせて変える事が出来る走行モード切替はガソリンだろうが電動だろうが便利な事には変わりないですね!
完全なオートマ走行は賛否両論
電動バイクなので「ミッションも無ければ、クラッチも無く、シフトチェンジペダルも無い」です。
電動バイクらしさを追求されているSR/Fはキムコの様なギアチェンジが出来るシステムを搭載していません。
アクセルをひねればひねる分だけどんどんと加速をしていく…気づけばハイスピードになっているバイク。
ギアチェンジをガチャガチャせわしなくするのがバイクらしくてそれが好きだ!というライダーには不満に思えるかもしれません…
バンク(寝かせる)事が出来る乗り物が好きで、ミッション機構はわずらわしいと感じている人ならマッチする確率はかなり高い。
ただ、乗った事が無いライダーからすると”予想でしかない”のは否定できません。
体験してこそその景色を感じる事が出来るので、慣れの問題とすんでしまう可能性も高いんですよねw
私自身もガチャガチャとギアチェンジをするのが「バイクに乗ってる感」があって好きなのですが、SR/Fにすごく興味があります。
体験してこそ見えるもの、語れるものは絶対にありますよね!
「SR/F」のデザインへのこだわり
SR/Fの開発チームは5年近く構想を練っていた…
ストリートファイタースタイルの電動バイクであるSR/Fであるが、デザイナーは当初から電動らしさを強調したいと考えていたそうです。

そう聞いて見てみると…確かにと納得できる部分がありますね。
バッテリーとモーターがかなり目立つような設計がされている…と。
ストリートファイターなんだから当然と言われればそうかもしれませんが、フレームの大きな隙間からバッテリーがかなり目を惹きます。
その後ろについている「オレンジ色か、銅のような色」のモーターも控えめながらにしっかりと主張をしており、眺めているだけで気づく事が出来ます。
電動バイクだよ。とはっきり言われなくてもガソリンバイクとして眺めていた場合はちゃんと違和感を覚えるライダーはきっと多いはず…
それもそのはずであり、バッテリーの存在感が極めて大きく見える様にデザインしたのだから。

デザインスタジオで思考錯誤を繰り返して出来た完成形が発表された「SR/F」なんですね!
スポーツバイクを作る上では”走行スペック”を重視するのはもちろん大切なのですが、ここまで”デザイン”にまでこだわられて作られたバイクとういわけです。
ゼロモーターサイクルズ「SR/F」まとめ
是非体感してみたい”異次元”の加速力…
かなりこだわってデザインされた”見た目”をまじまじと細かく観察…
電動バイクのネックだった要素「航続距離、最高速度、充電時間」が解決された死角無しのスーパー電動バイクSR/Fに乗って見たくなったでしょ?
でもね…お高いんですよ、XEAMでの販売予定価格300万円(税別)ですからね。
車が買えちゃいますねぇ…w
欲しい!トレンドの最先端に行きたい!という人は是非販売を心待ちにしておいてください。
2020年4月上旬販売開始予定ですよ!
詳しくは「XEAM公式サイト」へどうぞ。
ではでは、現場からは以上です!
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