バイクに乗りながらスマホで音楽を楽しんだり、ナビで道案内をしている人は多いです。
そのような場合は基本的に『インカム』か『イヤホン』を使用している事でしょう。
ヘルメット内にスマホの音を出している時って大体の場合は他の音って聞き取りづらいか、聞こえない状態ですよね?
基本的に人間が他の状況を察知・把握するときは
- 目
- 耳
- 鼻
- 触った感覚
- 味
の五感を使用します。
ただ、バイクに乗っている場合はものを触るものはグリップ・口の中は空なので
『目、耳、鼻』を使用して様々な情報を把握しますよね?
音楽などを聞いているときは耳をふさがれている状態であり、3つの内の1つが使えないと言う事です。
これって結構危険という事がわかりますか?
車やバイクに乗る人間と言うのは少なからず死角が存在します。
そのような目での状況判断が追い付かない場合は、耳がその助けをします。
と言う事は耳がふさがれている状況だと、目だけですべての状況を把握し判断しなければならなくなります。
死角になっている所を無理やりみようとするか
見えていなくても大丈夫だろうと判断するかのどちらかになってしまいます。
ね?危険ですよね。
教習所でも踏切前は耳でも音を聞いて確かめる。
ってやったし、結構大切な事なんだね!
そうそう。
1つの器官でダメなら、別の器官で補う必要があるんだ!
そんなヘルメット事情にちょっとした朗報がありました!
『骨伝導オーディオシステム』がまもなく完成という事です。
骨伝導は、耳を音でふさぐ事をせず骨を通して音を伝える為、音楽などと一緒に回りの音もしっかりと聞き取る事が出来るのです。
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バイクのヘルメットが骨伝導化!?
音楽を楽しみながら周りの音に気を付けれる!
骨伝導オーディオシステムの開発を出がけているのは『株式会社あおごち』です。
あおごちはバイク運転中の安全で簡単・快適を最大限に配慮した形で新しいヘルメット内オーディオスピーカーツールとして「addSound」を開発しています。
この「addsound」はクラウドファンディングで量産化へ向けての資金を募っていると言う事です。
骨伝導システムにより、ヘルメット内に必要だったスピーカーが不要になりヘルメットそのものがスピーカーの役割を果たすと言う事になります。
『音は空気の振動』と言う事は多くの人が知っている事であり、その振動を耳の鼓膜が受け取り人間は音がなっていると認識する事が出来ます。
その振動を骨を通して伝えるのが骨伝導であり、このシステムはスピーカーを必要としません。
その為、耳を覆ってしまって他の音を遮るスピーカーやイヤホンが必要ないと言う事です。
ライダーの安全・簡単・快適を目指して
ライディングの安全・簡単・快適を最大限に配慮した形で開発が進められている
「addSound」ですが、どのようにしてそれがなされているのでしょうか?
そんな素敵なシステムが完成するとなると、ライダーとしては楽しみです!
これを読んでいるあなたも気になっていると思うので、詳しく見ていきましょう!
骨伝導オーディオの概要
まずは骨伝導オーディオの概要として形や取り付け位置を確認しましょう。

形は少し湾曲したバー(棒)状をしており、手持ちのヘルメット後方外側に付けるタイプとなっています。
取り付け方法は強力両面テープであり、2つのベースをヘルメットに張り付けた後に本体を装着するという仕組みとなっています。

両面テープなの…?大丈夫…?
テープだよ!?
まぁ、気持ちは分かる。
でもバイクの用品類って両面テープが使われている事って少なくないよ?
しかも本当に強力だからあえて引っ張って取ろうとしても簡単に取れないよ。
よほどの事が無い限り1度付けたら取れないから大丈夫!
両面テープと聞くと不安になる人も多いでしょう、とても分かります。
でも強力両面テープは本当に強力です。
全部とまでは言えませんが、少なくともバイク関係で使用されているものはかなり強力で取ろうとしても簡単に取れない程です。
なので、こちらの骨伝導オーディオも大丈夫なレベルのテープを使用すると推測出来ます。
比較的大きめの本体ですが、ヘルメットのカーブを考えて湾曲されており
「取り付けベース」と「本体」のガタツキもしっかり考えて設計されています。

参考画像内の説明にある通り、取り付けベースはヘルメットのカーブに合わせて可変するタイプなので、様々なタイプのヘルメットに取り付けが可能と言う事です。
安全・簡単・快適の実現機能
安全・簡単・快適を視野に入れて開発されている「addSound」はどのような工夫や機能によって実現されているのか!?と言う事についてみていきましょう。
事実状、骨伝導オーディオとしての機能面の説明にもなる事柄なので今後の期待があったり「欲しい!」と思った人は要チェックですよ!
オーディオスピーカーとして一級品
安全・簡単・快適を語る上でこの骨伝導オーディオは十分な機能面を持っています。
- タップ操作
- 音量自動調節機能
- 再生停止、スリープ、電源オフを自動で行う
上記3点が主な機能となっており、オーディオスピーカーとしては十分な優秀機能を備えています。

まずはこのシステムの操作方法はヘルメットをタップ(叩く)だけ、というとてもシンプルで簡単に操作する事が出来ます。
参考画像にもあるように「音楽の再生・停止」はヘルメットをタップするだけ、という何ともお手軽操作を実現しています。
かぶっているヘルメットを軽くタップするだけであれば、片手でも簡単に行う事が出来ます。走行中でさえ数秒片手を話すだけで済むというとてもありがたい機能となっています。
【懸念点や商品化の時にあれば良いなと思う事】
- 次曲へ進む、前曲へ戻る操作の導入
- タップの力加減
再生・停止だけでも結構便利な機能だと感じますが、音楽を鑑賞している場合というのは飛ばしたい曲やループさせたい曲があったりします。
大きくはその日の気分によるところがあるのですが『今聞きたい曲、今は聞きたくない曲』っていう気持ちが分かって人は多いと思います。
そんなときに、停止と再生しかない場合は聞きたくない曲も最後まで聞かなければ次の曲へ行くことができなかったりという不便が生まれます。
その為、曲送りや曲戻しの操作もあればより良い製品になるんじゃないかなと感じました。
次にタップの力加減ですが、これは軽すぎても反応する場合はちょっとした段差を越えた時などにも操作されてしまったりという懸念があります。
客に強すぎるタップを要する場合もライダーにとっては不便になります。
不意に操作が実行されてしまわないか、人が大変だと思う程のタップとなっていないかが懸念点かなと思います。
「自動音量調節機能」も搭載されており、その時その時の走行状態に合わせて音量を自動で調節してくれます。
音量をわざわざ自分で操作しなくてもオーディオ機器側が自動で調整してくれるのでめちゃくちゃ楽な上に、余分なボタンなどが不要なので機器としての見た目もスッキリしています。
【懸念点】
懸念点として、自動で調節した音量が自分の好みかどうか。
人によって聞きたい音量と言うのは違うもので、全員が全員とも自動で調整された音量で満足できるとは思えない。
人にはそれぞれ好みが存在しており、これは音楽などを鑑賞する際も例外では無い為、自動で調節した音量がその人の好みの大きさになるとは限りません。
そう考えると音量調節は自動では無く『手動』にするか、『手動でも調節出来る』方法をとるのが無難な気がします。
「自動停止、スリープ、電源オフ」をオーディオ機器側が判断し、自動で行うという機能です。
この機能ではライダーがヘルメットをかぶっているかいないかを検知し、かぶっていなければそれに対応した操作を自動で行うというものです。
最近では色々な機器が自動で電源を落とすシステムを導入しており、それと同じシステムだと考えれば早いと思います。
ヘルメットをかぶっていない=骨伝導オーディオスピーカーを利用しない。と判断し、自動的に電源をオフにすると言う事で、バッテリー持ちに影響します。
ライダーが行うのは、取り付けとヘルメットをタップ
この骨伝導オーディオスピーカーではライダーがやる事はたった2つとなっています。
ヘルメットに取り付ける事と、音楽などの再生・停止の為のヘルメットタップ。
たったこれだけ!
ライダーはこれだけやっていれば普通に使用できます。
後は全部オーディオスピーカー側がやってくれるんでw
めちゃくちゃ楽ですね!
addSoundの販売時の状況
まだ販売はされていませんが、販売時の製品情報がありますので、説明します。
【カラーバリエーション】
骨伝導オーディオスピーカーのカラーバリエーションは2色。
シンプルなホワイトとブラックを販売する予定となっています。

【付属品】
付属品は本体と取り付けベースとなっており、バッテリーを充電するためのケーブルなどは付属されません。
【販売予定価格】
販売予定価格は¥25,000-を予定している様です。
まぁ、この機能であれば妥当な気はしますね。
ただ懸念点などが解消された状態の物であれば、私としてはもっと納得がいくかもしれません。
addSound紹介動画
addSoundのクラウドファンディングページ←気になるならポチっと
おわりに(まとめ)
addSoundはとても良い機能が詰まったオーディオスピーカーだと思います。
だた、欲を言えば懸念しがちな部分を改良して欲しい!という所。
更には「ちょっとでかくね?」と思ってしまう大きさです。
あそこまで大きいと私としてはヘルメットデザインがダサくなっちゃうからもう少しヘルメットの見た目にも目を向けて欲しかったです。
ただ、正直な所かなり便利なオーディオスピーカーになると思うので気になる人はクラウドファンディングページでも覗いてみてくださいね!
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